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資料1 医学部臨時定員と地域枠等の現状について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38044.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第2回 2/26)《厚生労働省》
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医 師 養 成 過 程 を 通 じ た 医 師 の 偏 在 対 策 、 医 学 部 臨 時 定 員 等 に か か る 議 論 第1回医師養成過程を通じた医師の
について
医療従事者の需給に関する検討会

医師需給分科会での議論

資料1

偏 在 対 策 等 に 関 す る 検 討 会
令 和 6 年 1 月 2 9 日 一部改

○ 平成27年12月から令和4年1月まで、将来の医師需給推計、医師養成数、医師偏在対策等について検討し、取組の
総括と今後の医師需給の考え方について整理を行い、令和4年2月に第5次中間とりまとめを公表した。
・ 平成20年度より地域枠等を中心に、臨時的に医学部定員を増員することで、全国レベルで医師数は毎年3,500~
4,000人程度増加しており、中長期的な医療ニーズや医師の働き方改革を織り込んだ医師の需給推計を踏まえると、
令和11年頃に需給が均衡し、その後人口減少に伴い将来的には医師需要が減少局面になるため、今後の医師の増加
のペースについては見直しが必要である
・ 医師の地域偏在・診療科偏在は依然として存在することから、これら医師偏在への対応策を講じることは引き続
き重要である
・ 現行の臨時定員の数や都道府県・大学に対する配分を見直した上でその活用を図ることも必要である
・ 今後の医学部定員については、「第8次医療計画等に関する検討会」の下、地域医療構想や医師の働き方改革の
推進等の観点から医療提供体制の確保に関する方針について議論が進められている状況や医療を取りまく状況の変
化を踏まえて、改めて検討する必要がある
・ 地域における医師の確保を図るため、恒久定員を含む医学部定員に、地域の実情に応じて地域枠の設置・増員を
進めていく必要がある
第8次医療計画等に関する検討会での議論

○ 医師確保等について、令和5年3月に取りまとめを行った。
・ 医学部定員の減員に向けた検討が求められてきた中、安定した医師確保を行うための地域枠等
の恒久定員内への設置を促進する
・ 寄附講座の設置、派遣元医療機関への逸失利益の補填、その他の既存の施策を組み合わせるこ
とで、医師少数区域等の医師確保を推進する
地域医療構想及び医師確保計画に関するWGでの議論



令和6年度及び令和7年度の医学部臨時定員について、臨時定員全体の必要性を十分に精査し、地域における医師
の確保に必要な範囲で臨時定員の設置を認めることとした上で、令和元年度の医学部総定員数(9,420人)を上限と
することとした(令和6年度定員:令和4年10月、令和7年度定員:令和5年11月)
○ 現行の医学部臨時定員増に基づいた地域枠を継続しても、最も医師が不足している県では、医師確保計画最終年度の
2036年においてもなお医師が不足するという推計もあり、こうしたデータや評価などを十分に考慮して令和8年度
以降の医学部臨時定員の取扱いについての議論を進める必要があるのではないか。

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