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資料1 医学部臨時定員と地域枠等の現状について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38044.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第2回 2/26)《厚生労働省》
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第1回医師養成過程を通じた医師偏在対策等に関する検討会(1/29)における主なご意見につ
いて(医学部定員及び地域枠に関するもの)
医学部定員に関する意見(概要)
○ 生産年齢が減少していく中で、医師だけが増えることはありえない。人口動態を見れば、いずれ医師の養成数を減
らす必要がある。
○ 医師養成数の在り方と偏在対策は対である。医師養成数の削減はやむを得ないが、偏在対策が重要であり、それが
ないまま削減を行うと、偏在が拡大する。

○ どこかの時点で医学部定員を減らさないといけないが、併せて、地方都市内での医師の年齢の偏在(中心部に若手
が多く、それ以外は年配が多い)や臓器を特定して診る医師の増加による相対的な医師不足についての対策も検討す
る必要がある。
○ 医師増加ペースの見直しについては、医師不足が深刻な医師少数県にとって、医師採用数の減少に直結しかねない。
真に実効性のある医師の地域偏在対策とセットで行われることが必要。
○ 医師少数県の知事で構成する「地域医療を担う医師の確保を目指す知事の会」は、“医学部臨時定員増については、
当面、延長し、地域に必要な医師数を確保できるよう減員はしない”という提言を行っている。
○ 供給過剰になると賃金が必然的に落ちる。金銭的な報酬を与えるという観点から考えても、医学部定員は見直す必
要がある。
○ 新型コロナウイルス感染症の影響により、議論が数年止まってしまっており、今後の議論を加速させていく必要が
ある。

地域枠に関する意見(概要)
○ 本人の意思を尊重しながら、何とか地域に必要な医師に定着してもらうという取組で、非常に有効。

○ 有意義な対策だが、地域に残っていない卒業生も一定数いるなど、その原因や運用状況の実態把握が必要。

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