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2023年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について (10 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r5/
出典情報 2023年度特別養護老人ホームの人材確保に関する調査(2/21)《福祉医療機構》
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2023-011

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ICT 機器・介護ロボットの活用状況

続いて、機器等を導入している施設に対して、
導入効果を確認した(図表 19)。それぞれ導入割

介護ロボットは導入がいまだ進まず。導入効
果と費用等を踏まえた検討が必要か

合が異なることから、サンプル数に相当の幅が
ある点に留意は必要だが、導入した機器等によ

最後に、人材確保とも密接に関連する生産性

って、その効果は異なることがうかがえる。

向上に資する ICT 機器・介護ロボット(以下「機

(図表 18)ICT 機器・介護ロボットの導入状況

器等という。)の活用状況を確認していく(図表

導入している
導入予定(検討中を含む)
導入していない

18)。
まずは、機器等の導入状況を確認したところ、

(n=863)
4.6% 4.2%

「介護ソフト」「タブレット・スマートフォン」

91.2%

介護ソフト

「見守り機器」といった ICT 機器が上位を占め
た。一方、介護ロボットについては、
「移乗介助

タブレット・
スマートフォン

65.7%

ロボット」が 22.7%ともっとも多かったが、次

見守り機器

60.6%

移乗介助ロボット

9.0%
22.7%

13.8%
20.5%
14.8%

いで「入浴支援ロボット」が 13.7%で、その他
は 10%未満の水準とそれほど導入が進んでい

24.6%
68.3%

13.7% 4.6%

ないことが確認できた。

81.7%

入浴支援ロボット

ちなみに、過去の調査と経年で比較すると、

6.6% 7.0%
86.4%

移動支援ロボット

介護ロボットの導入割合は上昇傾向ではあるも
のの、大きく伸ばしているとまでは言えない状

コミュニケーション
ロボット

況であった。

3.4% 5.0%
91.7%
1.5% 4.9%
93.6%

排泄支援ロボット

(図表 19)ICT 機器・介護ロボットの導入効果(複数回答の構成比)
ケアの質が上がった
時間外業務が減った
効果があったとは言えない

業務上の単純ミスが減った
施設内で連携しやすくなった

職員の精神的負担が減った
その他
3.4% 2.9%

介護ソフト
(n=787)

11.1%

19.6%

12.5%

15.4%

35.1%

タブレット・スマートフォン
(n=567)

14.7%

12.9%

15.8%

14.5%

34.6%

見守り機器
(n=523)

23.3%

10.8%

移乗介助ロボット
(n=196)

26.2%

9.4%

入浴支援ロボット
(n=118)
移動支援ロボット
(n=57)
コミュニケーションロボット
(n=29)
排泄支援ロボット
(n=13)

21.3%

30.4%

7.3%

26.4%
15.6%

39.7%

6.3%

7.3%
4.2%
4.9%

25.0%

43.8%

26.4%
3.1%

12.5%

12.5%

2.8% 2.0%
14.0%

14.6%

10.4%

1.8% 1.2%
5.0% 6.4%

57.0%
13.8%

2.8% 4.6%

4.6%
4.6%
9.4%

14.9%

9.2%

28.1%
37.5%

6.3%

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