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資料4 後発医薬品産業の在るべき姿と対策の方向性(論点) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38127.html
出典情報 後発医薬品の安定供給等の実現に向けた 産業構造のあり方に関する検討会(第10回 3/1)《厚生労働省》
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対策の方向性(4.ガバナンスの強化、企業間の連携・協力の推進)
対策の方向性(論点)


後発医薬品産業の抱える構造的課題を解消し、企業における生産能力を高める観点から、業界再編も視野に入れつつ、
品目数の適正化や、適正規模への生産能力の強化を進めることが必要であることが指摘されている。
○ 本検討会において、品目統合を進めていくだけでなく、品質管理や営業等の面での企業間の連携・協力や役割分担、コ
ンソーシアムや企業統合なども考えられるのではないかといった指摘があったことも踏まえ、以下の項目について、今後
の方策をどのように考えるか。

<今後の方策>
(人材育成等のガバナンスの強化)
〇 相次ぐ一連の行政処分において、各企業における不十分なガバナンスや教育、過度な出荷優先の姿勢、バランスを欠い
た人員配置などが製造管理及び品質管理上の管理不備やコンプライアンス違反につながったことが指摘されており、法令
順守を含むガバナンスの強化や人材育成を推進する必要がある。
〇 これを踏まえ、各企業における人材育成等のガバナンスの強化をどのように支援していくか。【議題3】
(企業間の連携・協力による生産効率・収益性の向上、生産能力の強化)
○ 各企業において、企業間の品目統合やそれに伴う各企業での品目削除により少量多品目生産を適正化し、品目ごとの生
産能力や生産規模を増大させ、採算がとれる生産体制を構築する必要がある。
○ また、品目統合以外についても、製造部門、品質管理部門、営業部門、販売部門など様々な段階での企業間の協業によ
り効率化を図ることが期待できる。
○ このような企業間の連携・協力を推進するためにどのような方策が考えられるか。
〇 上述の各企業でのガバナンスの強化により品質管理体制や安定供給能力等に関する企業間の信頼関係を構築することで、
企業間の協力も推進されるのではないか。
(独占禁止法との関係整理)
○ 企業間の連携・協力を進める上で、独占禁止法に抵触し得るという懸念があることから、これを理由として企業間の連
携・協力が進まないということがないよう、まずは独占禁止法上問題となり得る点について整理を行うべきではないか。
○ また、連携・協力を発展させ、企業結合を行う場合についても独占禁止法上問題となり得る点について整理を行うべき
ではないか。
(企業間の連携・協力の取組の促進)
○ 政府が企業の取組を後押ししていくことが必要ではないか。具体的な方策としてどのようなものが考えられるか。

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