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【資料1-3】自己検査用グルコースキットに係る一般用検査薬ガイドライン案 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38453.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和5年度第8回 3/11)《厚生労働省》
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〇朝の飲食前の空腹時に測定した血糖値(空腹時血糖値)の参考となる判定基準は
以下のとおりです。
(1)100 mg/dL 未満:正常型
(2)100~109mg/dL:正常高値
(3)110~125mg/dL:空腹時血糖異常(IFG)
(4)126mg/dL 以上:糖尿病型
〇食後 2 時間の参考となる判定基準は以下のとおりです。
(1)140 mg/dL 未満:正常型
(2)140~200mg/dL:境界型
(3)200mg/dL 以上:糖尿病型
上記に加え以下のようなグラフを掲載して説明することも可能。

※1

負荷後 2 時間血糖値※2

図1.糖尿病の参考判定区分と参考判定基準
※1

空腹時血糖値:10 時間以上食事を摂らない状態で測定した測定値。概ね、朝食を
とらないで測定する血糖値に相当。

※2

負荷後 2 時間血糖値は、75g のブドウ糖を摂取後 2 時間の血糖値。例えば、炭水化
物の多いごはん 200g(大盛ごはん)を食べた後 2 時間の血糖値に相当。

(解説)【結果の解釈(例示)】
血糖値は、食事のタイミングや測定時間により刻々と変化します。数日間、空腹
時血糖と炭水化物の多い食後 2 時間の血糖を測定し、以下の(図 1)を参考に結果
の確認を行います。空腹時は正常型で食後 2 時間は糖尿病型の傾向を示す隠れ糖
尿病の場合は、健診でも見逃されている可能性も考慮し、空腹時、食後 2 時間の

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