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資料3_大学病院改革ガイドライン (11 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00010.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(令和5年度 第8回 3/18)《文部科学省》
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について検討し、具体的に記載する。
また、病院長のみならず、副病院長や病院長補佐等の病院長を補佐する職にあ
る者も含めて、病院運営のマネジメントに係る知識等を深めるための機会を確保
するなど、その資質の向上に取り組むための方策についても併せて検討し、具体
的に記載する。
2)診療科等における人員配置の適正化等を通じた業務の平準化
今後、大学病院が教育・研究・診療という役割・機能を将来にわたって維持し
ていくためには、従来の診療科や診療部門等の構成や規模にとらわれず、業務需
要に応じて、適切な組織体制を構築することが必要不可欠である。
このため、各診療科や診療部門等における業務需要(繁忙期や閑散期も考慮)
と人員数等について、現状の分析に加えて、将来の見込みについても可能な限り
客観的かつ合理的に精査し、人員配置の適正化と業務の平準化に向けた取組につ
いて検討し、具体的に記載する。
3)病床の在り方をはじめとした事業規模の適正化
病院全体の病床数のみならず、病床機能別や診療科別の病床数等について、所
在する地域の医療需要等を勘案し、自院の病床の在り方 6を検討するなど、事業
規模の適正化に向けた取組について検討し、具体的に記載する。
4)マネジメント機能の強化に資する運営に係る ICT や DX 等の活用
ICT 7や DX 8等の活用により、マネジメント機能の強化に資する情報管理や業務
の効率化を積極的に推進するための方策について検討し、具体的に記載する。
③大学等本部、医学部等関係部署との連携体制の強化
改革の推進に当たっては、自院内での取組のみならず、大学等本部、医学部等関
係部署との緊密な連携が重要である。
このため、例えば、財務情報や課題等の共有はもとより、課題解決のための大学
等本部、医学部等関係部署からの人的支援や財政支援の検討も含めた協議等が恒常
的に実施可能な体制の構築など、関係部署との連携体制の強化について検討し、具
体的に記載する。

6 大学病院の病床数を定めていた医学部設置審査基準要項は平成3年に廃止されており、現在大学病院の病床数を定める基

準はない。このため、病床数の見直しに当たっては各大学及び大学病院において検討するべきものとなっているが、その
検討に当たっては、大学病院の本来的な機能である教育・研究への影響に留意することに加えて、所在する都道府県の医
療計画等にも影響しうるため、必要に応じて都道府県とも調整する必要があることにも留意する必要があるものと考え
る。
7 「Information and Communication Technology(情報通信技術)
」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指
す。
8 「Digital Transformation」の略で、デジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競
争力強化につなげていく取組を指す。

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