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資料3_大学病院改革ガイドライン (18 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00010.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(令和5年度 第8回 3/18)《文部科学省》
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ある。さらに、病院施設・設備と同様に、整備する機器が備えるべき仕様等につ
いて、真に必要な機能等の確保(適切な費用設定)を念頭に精査するとともに、
機器によっては、ME センター等で集中管理・整備することで他診療科等との兼用
による保有台数の削減を図るなど、更新・整備計画に反映の上実行していくこと
に特に留意すべきである。
なお、施設・設備及び機器等については、その更新状況を測る指標として、価
値残存率 10等を継続的に評価することが望ましい。
2)費用対効果を踏まえた業務効率化・省エネルギーに資する設備等の導入
設備等の導入に当たっては、VFM(Value for Money) 11の有無に係る比較検討を
行った上で、費用対効果を踏まえたより業務効率化に資する設備等の積極的な導
入の推進に係る取組について検討し、具体的に記載する。その際、昨今の光熱費
高騰やカーボンニュートラルに係る取組等の状況に鑑み、より省エネルギー効果
の高い設備等の積極的な導入を推進するなどの取組についても検討すること。
3)導入後の維持管理・保守・修繕等も見据えた調達と管理費用の抑制
機器・施設・設備等の整備・導入に当たっては、調達費用のみを念頭に置くの
ではなく、導入後の維持管理・保守・修繕等の管理費用やそれに基づくサービス
レベル等についても勘案するなど、総合的な効果や管理費用の抑制について検討
し、具体的に記載する。
③医薬品費、診療材料費等に係る支出の削減
1)医薬品費の削減
上記(1)の①に記載した自院の医療機関としての役割・機能を踏まえて、具
体的な医薬品費の削減に係る具体的な取組を、どの時期に、どのようにして行う
のかを検討し、具体的に記載する。


採用品目の厳格な選定
自院の医療機関としての役割・機能を踏まえて、採用すべき医薬品の種類
(先発品・後発品の別を含む。)の厳格な選定を行うための体制及び方策を検
討し、具体的に記載する。その際、同種同効品の一元化、より安価な同種同
効品への採用品目の切替え、保管・管理や安全使用上の取扱い等も含めた選
定に係る方策についても検討すること。



医薬品の適正な管理と使用
医薬品の破損・汚損及び使用期限切れの防止、温度管理を要する医薬品の

10 価値残存率=(取得原価-減価償却累計額)÷取得原価
11 支払う金額に対して最も価値の高いサービスを供給するという考え方。

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