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【資料2-1】技術作業班 構成員提出資料の要約 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38564.html |
出典情報 | 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(第4回 3/18)《厚生労働省》 |
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医療等情報の二次利用に関する技術作業班
一般社団法人医療データ活用基盤整備機構
項目
診療データの収集に関す
る課題
岡田
美保子 構成員
構成員提出資料の要約(3)
※構成員による御発表を事務局の責任でまとめたもの。
内容
各医療機関では院内の業務目的に独自マスターが作成されており、多施設利用には標準化されたマスターの整備が
必要である。
電子カルテ製品ごとにデータ形式が異なるため、二次利用のためのデータ入力やシステム整備に関して様々な課題
が生じている。
解析に関する課題
データベースごとに標準規格及び標準コードが統一化されていないため、解析が困難である。
公的データベースと民間データベースを連結させる「キー情報」の整備が重要である。
死亡情報等の長期のアウトカムの評価や治療成績の研究が困難である。
医薬品コードの標準化
厚生労働省標準規格であるHOTコードマスターは院内業務用ではないため十分普及しておらず、添付文書に記載さ
れているYJコードを推奨してはどうか。
医薬品の用法・用量・単位の標準の確立、普及を図ることが検討される。
傷病名コードの標準化
医療等情報の一次利用の議論を踏まえつつ、ICD-10/11を推奨する方針としてはどうか。
癌のステージ分類など、版が変わるコード体系については併せてバージョンも管理する必要がある。
検体検査コードの標準化
厚生労働省標準規格であるJLAC10コードは医療機関内ではほとんど使用されていない。
新規の検体検査にはJLAC11コードを割り当てることとするが、既存の検査に対してはJLAC10コードが割り当てられ
ている場合があることから、その対応表を整備していくこととしてはどうか。
標準化全体について
継続的な標準コードの維持・管理が困難であることから、データ標準及び標準コードのマスター整備・管理等を一
元的に行う組織・団体等を設置する必要がある。
院内システムの上流工程で、二次利用に用いる標準化コードが入力される仕組みを作る必要がある。
国際的な共同研究での利用も見据え、異なるアプリケーションやデータソース間で情報を交換できるコモンデータ
モデル(OMOP等の国際標準規格)を検討してはどうか。
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一般社団法人医療データ活用基盤整備機構
項目
診療データの収集に関す
る課題
岡田
美保子 構成員
構成員提出資料の要約(3)
※構成員による御発表を事務局の責任でまとめたもの。
内容
各医療機関では院内の業務目的に独自マスターが作成されており、多施設利用には標準化されたマスターの整備が
必要である。
電子カルテ製品ごとにデータ形式が異なるため、二次利用のためのデータ入力やシステム整備に関して様々な課題
が生じている。
解析に関する課題
データベースごとに標準規格及び標準コードが統一化されていないため、解析が困難である。
公的データベースと民間データベースを連結させる「キー情報」の整備が重要である。
死亡情報等の長期のアウトカムの評価や治療成績の研究が困難である。
医薬品コードの標準化
厚生労働省標準規格であるHOTコードマスターは院内業務用ではないため十分普及しておらず、添付文書に記載さ
れているYJコードを推奨してはどうか。
医薬品の用法・用量・単位の標準の確立、普及を図ることが検討される。
傷病名コードの標準化
医療等情報の一次利用の議論を踏まえつつ、ICD-10/11を推奨する方針としてはどうか。
癌のステージ分類など、版が変わるコード体系については併せてバージョンも管理する必要がある。
検体検査コードの標準化
厚生労働省標準規格であるJLAC10コードは医療機関内ではほとんど使用されていない。
新規の検体検査にはJLAC11コードを割り当てることとするが、既存の検査に対してはJLAC10コードが割り当てられ
ている場合があることから、その対応表を整備していくこととしてはどうか。
標準化全体について
継続的な標準コードの維持・管理が困難であることから、データ標準及び標準コードのマスター整備・管理等を一
元的に行う組織・団体等を設置する必要がある。
院内システムの上流工程で、二次利用に用いる標準化コードが入力される仕組みを作る必要がある。
国際的な共同研究での利用も見据え、異なるアプリケーションやデータソース間で情報を交換できるコモンデータ
モデル(OMOP等の国際標準規格)を検討してはどうか。
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