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資料2-3 インターフェロンベータ-1a(遺伝子組換え)及びインターフェロンベータ-1b(遺伝子組換え)の電子化された添付文書一覧 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24579.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和3年度第31回 3/22)《厚生労働省》 |
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18.薬効薬理
24.文献請求先及び問い合わせ先
18.1 作用機序
インターフェロン ベータが多発性硬化症に対して臨床効果
を発揮する正確な機序は不明であるが、下記のような作用
が多発性硬化症の再発予防に関与するものと考えられる。
18.1.1 免疫調節作用
A549細胞(ヒト肺がん細胞株)にインターフェロン ベー
タ-1aを加えて培養した後、間接的FACS解析を行った結
果、A549細胞表面にクラスⅠ主要組織適合性抗原を誘発
した13)。
18.1.2 抗ウイルス作用
A549細胞(ヒト肺がん細胞株)にインターフェロン ベー
タ-1aを加えて培養した後、脳心筋炎ウイルスを接種し、
細胞変性効果(CPE)測定法を用いて細胞生存率を測定
した結果、抗ウイルス作用が認められた13)。
18.1.3 細胞増殖抑制作用
Daudi細胞(ヒトBリンパ腫細胞株)にインターフェロン
ベータ-1aを加えて培養した後、3H-チミジン1μCiを加え
て標識し、液体シンチレーション計数法によりチミジン
の量を測定した結果、細胞増殖抑制作用が認められた13)。
バイオジェン・ジャパン株式会社 くすり相談室
〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目 4 番 1 号
電話:0120-560-086
受付時間 9 :00〜17:00
(祝祭日、会社休日を除く月曜日から金曜日まで)
ホームページ:www.biogen.co.jp
26.製造販売業者等
26.1 製造販売元
〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目4番1号
19.有効成分に関する理化学的知見
一般的名称:インターフェロン ベータ-1a(遺伝子組換え)
Interferon Beta-1a(Genetical Recombination)
(略名:IFNβ-1a)
分 子 式:C908H1408N246O252S7
分 子 量:約25,300(糖鎖を含めた実測値)
化学構造式:166個のアミノ酸からなる糖蛋白質
20.取扱い上の注意
20.1 本剤は 2 〜 8 ℃の冷蔵庫に保存し、凍結しないこと。
20.2 光を避けて保存すること。
20.3 使用時には、包装箱に入れたまま室温に戻し、 7 日間以
内に使用すること。
20.4 製品の箱に入っている専用の注射針以外は使用しないこ
と。
20.5 本剤に破損等が認められるときは使用しないこと。
20.6 本剤の先端キャップを外した後は速やかに使用すること。
22.包装
1本
注射針 1 本、ペンカバー 1 個
添付
23.主要文献
*1)
Hale T.W. et al., Breastfeed Med. 2012; 7(2):123-125
2)Rudick R.A. et al., N Engl J Med. 2006; 354:911-923
3)Kleinschmidt-DeMasters B.K. et al., N Engl J Med. 2005;
353:369-374
4)Langer-Gould A. et al., N Engl J Med. 2005; 353:375-381
5)Matson M.A. et al. Curr Med Res Opin. 2011; 27:2271-2278
6)社 内 資 料: 海 外 第 Ⅰ 相 臨 床 試 験(2006年 7 月26日 承 認、
CTD2.7.6.2.5)
7)Saida. T. et al., MultScler. 2012; 18:1782-1790
8)Jacobs L.D. et al., Ann Neurol. 1996; 39:285-294
9)Rudick R.A. et al., Neurology 1997; 49:358-363
10)社内資料:海外第Ⅲ相臨床試験(2006年 7 月26日承認、
CTD2.7.6.2.10)
11)Jacobs L.D. et al., N Engl J Med. 2000; 343:898-904
12)社内資料:海外第Ⅲ相臨床試験(2006年 7 月26日承認、
CTD2.7.6.2.12)
13)
社内資料:薬理試験(2006年 7 月26日承認、CTD2.6.2.2.1.1)
44050‑09
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24.文献請求先及び問い合わせ先
18.1 作用機序
インターフェロン ベータが多発性硬化症に対して臨床効果
を発揮する正確な機序は不明であるが、下記のような作用
が多発性硬化症の再発予防に関与するものと考えられる。
18.1.1 免疫調節作用
A549細胞(ヒト肺がん細胞株)にインターフェロン ベー
タ-1aを加えて培養した後、間接的FACS解析を行った結
果、A549細胞表面にクラスⅠ主要組織適合性抗原を誘発
した13)。
18.1.2 抗ウイルス作用
A549細胞(ヒト肺がん細胞株)にインターフェロン ベー
タ-1aを加えて培養した後、脳心筋炎ウイルスを接種し、
細胞変性効果(CPE)測定法を用いて細胞生存率を測定
した結果、抗ウイルス作用が認められた13)。
18.1.3 細胞増殖抑制作用
Daudi細胞(ヒトBリンパ腫細胞株)にインターフェロン
ベータ-1aを加えて培養した後、3H-チミジン1μCiを加え
て標識し、液体シンチレーション計数法によりチミジン
の量を測定した結果、細胞増殖抑制作用が認められた13)。
バイオジェン・ジャパン株式会社 くすり相談室
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26.製造販売業者等
26.1 製造販売元
〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目4番1号
19.有効成分に関する理化学的知見
一般的名称:インターフェロン ベータ-1a(遺伝子組換え)
Interferon Beta-1a(Genetical Recombination)
(略名:IFNβ-1a)
分 子 式:C908H1408N246O252S7
分 子 量:約25,300(糖鎖を含めた実測値)
化学構造式:166個のアミノ酸からなる糖蛋白質
20.取扱い上の注意
20.1 本剤は 2 〜 8 ℃の冷蔵庫に保存し、凍結しないこと。
20.2 光を避けて保存すること。
20.3 使用時には、包装箱に入れたまま室温に戻し、 7 日間以
内に使用すること。
20.4 製品の箱に入っている専用の注射針以外は使用しないこ
と。
20.5 本剤に破損等が認められるときは使用しないこと。
20.6 本剤の先端キャップを外した後は速やかに使用すること。
22.包装
1本
注射針 1 本、ペンカバー 1 個
添付
23.主要文献
*1)
Hale T.W. et al., Breastfeed Med. 2012; 7(2):123-125
2)Rudick R.A. et al., N Engl J Med. 2006; 354:911-923
3)Kleinschmidt-DeMasters B.K. et al., N Engl J Med. 2005;
353:369-374
4)Langer-Gould A. et al., N Engl J Med. 2005; 353:375-381
5)Matson M.A. et al. Curr Med Res Opin. 2011; 27:2271-2278
6)社 内 資 料: 海 外 第 Ⅰ 相 臨 床 試 験(2006年 7 月26日 承 認、
CTD2.7.6.2.5)
7)Saida. T. et al., MultScler. 2012; 18:1782-1790
8)Jacobs L.D. et al., Ann Neurol. 1996; 39:285-294
9)Rudick R.A. et al., Neurology 1997; 49:358-363
10)社内資料:海外第Ⅲ相臨床試験(2006年 7 月26日承認、
CTD2.7.6.2.10)
11)Jacobs L.D. et al., N Engl J Med. 2000; 343:898-904
12)社内資料:海外第Ⅲ相臨床試験(2006年 7 月26日承認、
CTD2.7.6.2.12)
13)
社内資料:薬理試験(2006年 7 月26日承認、CTD2.6.2.2.1.1)
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