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資料3-1 感染症定期報告感染症別文献一覧表[444KB] (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38901.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第3回 3/22)《厚生労働省》 |
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ID
感染症(PT)
16 レンサ球菌感染
17 旋毛虫症
出典
概要
ProMED-mail
20230315.8708940
ベトナム保健省は、ここ数ヶ月の間に多くの人への感染が確認されたことを受
け、ブタ由来の細菌であるStreptococcus suis の疑い例に対する警戒を医療機
関に促したと現地メディアが火曜日(2023年3月14日)に報じた。同省の感染症
監視システムの報告によると、今年(2023年)の1ヶ月間に、全国で多くのレンサ
球菌感染が記録されていることがわかった。Hà NộiのSóc Sơn地区の医療セン
ターは、血液プリンを食べてアナフィラキシーショックを起こした患者を救うことに
成功したと報告した。Phù Linh Commune在住の51歳は、皮膚が赤くなり、胸部
絞扼感、息切れ、血圧上昇のため入院した。患者は、アレルギーはなく、健康状
態も良好であったという。2023年3月1日、Bãi Cháy病院の医師は、発熱を呈す
る中国人患者を受け入れた。この患者はStreptococcus suis の検査で陽性だっ
た。彼は12日間の治療後、現在は安定した健康状態にある。先月(2023年2
月)、Hà Đông区に住む52歳の、血液プリンを販売するレストランのオーナーで
ある男性がこのウイルスに感染し、Streptococcus suis の最初のヒト感染例が
記録された(S. suis は細菌であり、ウイルスではない)。103軍病院で検査を受
けた男性は、高熱、悪心、嘔吐を呈している。同省によると、患者の大半は、血
液プリンなどの豚肉製品を食べた人、又はブタを屠殺した人である。患者はしば
しば重い臨床症状に苦しみ、長期的で高価な治療が必要であった。一度「細
菌」に感染すると、病状は急速に進行し、敗血症性ショック、昏睡、多臓器不全
などの合併症を引き起こす。1960年に最初の患者が確認され、それ以来、約
490人の患者が発生し、そのうち死亡率は17.5%となっている。ベトナムでは、
過去数年間に約10人の患者が国立熱帯病病院に入院している。
ProMED-mail
20230906.8711979
ブエノスアイレス州は、ブエノスアイレス州の21の自治体における旋毛虫症確
定例217例と調査中239例を記録した。ブエノスアイレス州保健省によると、これ
らの症例は今年(2023年)発生した5件のアウトブレイクによる合計数である。州
保健局の最新の疫学速報によると、2023年8月25日までに旋毛虫症の疑い例
495例が報告され、このうち217例が確定例、38例が可能性例、239例は調査中
である。「2023年現在、チビルコイ(25週の疫学速報)、コロネル・ドレーゴ(29週
の疫学速報)、アジャクーチョ及びラス・フローレス(29週の疫学速報)の4件の
旋毛虫症アウトブレイクが記録されており、31週の疫学速報では衛生管理区域I
及びIIのいくつかの自治体(アドルフォ・アルシーナ、バイアブランカ、コロネル・
スアレス、グアミニー、プアン、サアベドラ、ヒポリト・イリゴジェン、リバダビア、サ
ジケロー)に広がるアウトブレイクが記録された。」と疫学速報で詳細に述べた。
また、「チビルコイのアウトブレイクでは5例、コロネル・ドレーゴで1例、アジャ
クーチョ及びラス・フローレスで15例、最近のアウトブレイクで187例が確定例と
された。」とも述べられている。「全ての症例は良好な経過であり、一貫した治療
が提供された」と州保健省は強調した。確定例217例は、アドルフォ・アルシー
ナ、バイア・ブランカ、コロネル・スアレス、プアン、グアミニー、サアベドラ、ヒポリ
ト・イリゴジェン、リバダビア、サジケロー、フニン、エセイサ、ルハーン、アジャ
クーチョ、ルカルセ、タンディル、ラス・フローレス、ヘネラル・ラ・マドリッド、チビ
ルコイ、25デ・マージョ及びレゼマの自治体在住であった。アウトブレイクの発生
源チビルコイの自治体で、旋毛虫症疑いのアウトブレイクは自家製の豚肉ボン
ディオーラの消費に起因しており、本症例では市の保険事務局と衛生管理区域
Xの代表が協力してアウトブレイクの集中的で阻止を目的とした管理措置を調
整した。同じ事象はコロネル・ドレーゴでも発生し、そちらでは自家製の豚肉を
消費していた。アジャクーチョでは自家製の豚肉(加工肉製品、ソーセージ)消
費による家庭内アウトブレイクが発生し、国立農業食品保健品質サービス
(SENASA)、自治体の人獣共通感染症及び栄養学局による管理が実施され
た。アドルフォ・アルシーナ、バイア・ブランカ、コロネル・スアレス、グアミニー、
プアン、サアベドラ、サジケローを含む旋毛虫症のアウトブレイクはChacinados
Factory Agroindustria Los Anders SRLの製品を消費した人々に端を発してい
た。旋毛虫症とは旋毛虫症は、トリキネラ属線虫の幼虫又は成虫寄生虫により
引き起こされる寄生虫症で、ヒト、家畜や野生の哺乳類、トリ、爬虫類に感染す
る。この人獣共通感染症は、生存可能な筋肉幼虫を含む生や加熱不十分な
肉、食肉加工品の消費によりヒトへ偶発的に感染する。肉消費による感染及び
毒性を予防する鍵 ブエノスアイレス州の旋毛虫症アウトブレイクは主に低温の
時期に発生し、過去の症例の時間的分布では7月から10月に増加すると示され
ている。
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感染症(PT)
16 レンサ球菌感染
17 旋毛虫症
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概要
ProMED-mail
20230315.8708940
ベトナム保健省は、ここ数ヶ月の間に多くの人への感染が確認されたことを受
け、ブタ由来の細菌であるStreptococcus suis の疑い例に対する警戒を医療機
関に促したと現地メディアが火曜日(2023年3月14日)に報じた。同省の感染症
監視システムの報告によると、今年(2023年)の1ヶ月間に、全国で多くのレンサ
球菌感染が記録されていることがわかった。Hà NộiのSóc Sơn地区の医療セン
ターは、血液プリンを食べてアナフィラキシーショックを起こした患者を救うことに
成功したと報告した。Phù Linh Commune在住の51歳は、皮膚が赤くなり、胸部
絞扼感、息切れ、血圧上昇のため入院した。患者は、アレルギーはなく、健康状
態も良好であったという。2023年3月1日、Bãi Cháy病院の医師は、発熱を呈す
る中国人患者を受け入れた。この患者はStreptococcus suis の検査で陽性だっ
た。彼は12日間の治療後、現在は安定した健康状態にある。先月(2023年2
月)、Hà Đông区に住む52歳の、血液プリンを販売するレストランのオーナーで
ある男性がこのウイルスに感染し、Streptococcus suis の最初のヒト感染例が
記録された(S. suis は細菌であり、ウイルスではない)。103軍病院で検査を受
けた男性は、高熱、悪心、嘔吐を呈している。同省によると、患者の大半は、血
液プリンなどの豚肉製品を食べた人、又はブタを屠殺した人である。患者はしば
しば重い臨床症状に苦しみ、長期的で高価な治療が必要であった。一度「細
菌」に感染すると、病状は急速に進行し、敗血症性ショック、昏睡、多臓器不全
などの合併症を引き起こす。1960年に最初の患者が確認され、それ以来、約
490人の患者が発生し、そのうち死亡率は17.5%となっている。ベトナムでは、
過去数年間に約10人の患者が国立熱帯病病院に入院している。
ProMED-mail
20230906.8711979
ブエノスアイレス州は、ブエノスアイレス州の21の自治体における旋毛虫症確
定例217例と調査中239例を記録した。ブエノスアイレス州保健省によると、これ
らの症例は今年(2023年)発生した5件のアウトブレイクによる合計数である。州
保健局の最新の疫学速報によると、2023年8月25日までに旋毛虫症の疑い例
495例が報告され、このうち217例が確定例、38例が可能性例、239例は調査中
である。「2023年現在、チビルコイ(25週の疫学速報)、コロネル・ドレーゴ(29週
の疫学速報)、アジャクーチョ及びラス・フローレス(29週の疫学速報)の4件の
旋毛虫症アウトブレイクが記録されており、31週の疫学速報では衛生管理区域I
及びIIのいくつかの自治体(アドルフォ・アルシーナ、バイアブランカ、コロネル・
スアレス、グアミニー、プアン、サアベドラ、ヒポリト・イリゴジェン、リバダビア、サ
ジケロー)に広がるアウトブレイクが記録された。」と疫学速報で詳細に述べた。
また、「チビルコイのアウトブレイクでは5例、コロネル・ドレーゴで1例、アジャ
クーチョ及びラス・フローレスで15例、最近のアウトブレイクで187例が確定例と
された。」とも述べられている。「全ての症例は良好な経過であり、一貫した治療
が提供された」と州保健省は強調した。確定例217例は、アドルフォ・アルシー
ナ、バイア・ブランカ、コロネル・スアレス、プアン、グアミニー、サアベドラ、ヒポリ
ト・イリゴジェン、リバダビア、サジケロー、フニン、エセイサ、ルハーン、アジャ
クーチョ、ルカルセ、タンディル、ラス・フローレス、ヘネラル・ラ・マドリッド、チビ
ルコイ、25デ・マージョ及びレゼマの自治体在住であった。アウトブレイクの発生
源チビルコイの自治体で、旋毛虫症疑いのアウトブレイクは自家製の豚肉ボン
ディオーラの消費に起因しており、本症例では市の保険事務局と衛生管理区域
Xの代表が協力してアウトブレイクの集中的で阻止を目的とした管理措置を調
整した。同じ事象はコロネル・ドレーゴでも発生し、そちらでは自家製の豚肉を
消費していた。アジャクーチョでは自家製の豚肉(加工肉製品、ソーセージ)消
費による家庭内アウトブレイクが発生し、国立農業食品保健品質サービス
(SENASA)、自治体の人獣共通感染症及び栄養学局による管理が実施され
た。アドルフォ・アルシーナ、バイア・ブランカ、コロネル・スアレス、グアミニー、
プアン、サアベドラ、サジケローを含む旋毛虫症のアウトブレイクはChacinados
Factory Agroindustria Los Anders SRLの製品を消費した人々に端を発してい
た。旋毛虫症とは旋毛虫症は、トリキネラ属線虫の幼虫又は成虫寄生虫により
引き起こされる寄生虫症で、ヒト、家畜や野生の哺乳類、トリ、爬虫類に感染す
る。この人獣共通感染症は、生存可能な筋肉幼虫を含む生や加熱不十分な
肉、食肉加工品の消費によりヒトへ偶発的に感染する。肉消費による感染及び
毒性を予防する鍵 ブエノスアイレス州の旋毛虫症アウトブレイクは主に低温の
時期に発生し、過去の症例の時間的分布では7月から10月に増加すると示され
ている。
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