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2023年度 障害福祉サービス等の人材確保に関する調査について (8 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r5/
出典情報 2023年度 障害福祉サービス等の人材確保に関する調査について(3/29)《福祉医療機構》
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2023-016

(図表 10)2022 年度の採用活動での人材紹介 (図表 12)人材紹介会社の利用満足度
会社の利用状況
とても満足 やや満足 やや不満 とても不満
2020年度
調査
(n=552)

2023年度
調査
(n=718)

利用した
13.6%

1.3%

利用していない

2020年度調査
(n=75)

86.4%

2023年度調査
(n=101)
18.7%

81.3%

12.0%

42.7%

17.8%

44.0%

36.6%

42.6%

3.0%

したのは58.8%(n=80)であった。
「やや不満」
ービス活動収益の0.70%に相当する。2020年度

「とても不満」と回答した事業所には、定着率

調査では、1事業所当たりのサービス活動収益の

と人材紹介手数料のバランスが取れていないと

0.47%に相当する金額を支払っていた。2020年

感じる事業所が多数含まれている可能性がある。

度調査とは経営主体の構成が異なることに留意

ただし、
「とても満足」という回答も少数あり、

する必要はあるが、サービス活動収益に占める

割合も微増していることから、費用に見合った

支払手数料総額は前回よりも上昇した。

人材の紹介と、そのために必要なサポート次第

さらに、人材紹介会社を通じて採用した職員

では、納得のいくサービスとして活用されるこ

について、それ以外の媒体・経路を利用して採

とは可能であると推察される。

用した職員と定着率を比較したところ、2020年

3 2022年度の退職者の状況
3.1 定年退職以外の退職者の状況

度調査と比べ、人材紹介会社を通じて採用した
職員のほうが定着率が低い、という回答が大幅
に増加した(図表11)。また、人材紹介会社の利

定年退職以外の退職者がいた事業所は70.9%
であり、とくに居住系で多い

用に対する満足度について、2020年度調査では
「やや満足」が42.7%であるのに対し、今次調査

人材が不足しているなかでは、退職の防止も

では17.8%となった(図表12)。
なお、
「とても満足」
「やや満足」と回答した事

重要な取組みである。そこで、2022年度の退職

業所のうち「定着率が低い」と回答したのは

者の状況について、確認していく(図表13)


19.0%(n=21)であるが、
「やや不満」
「とても不満」
と回答した事業のうち「定着率が低い」と回答

(図表 13)2022 年度に定年退職以外の退職
者がいた事業所の割合

(図表 11)人材紹介会社経由の職員とほかの
採用経路と比べた定着率
定着率が高い

同じくらい

社会福祉
法人

営利法人 その他法人

居住系

88.1%
(n=118)

63.6%
(n=33)

72.7%
(n=33)

81.0%
(n=184)

日中活動系

72.2%
(n=97)

80.0%
(n=30)

64.7%
(n=17)

72.9%
(n=144)

就労系

72.7%
(n=55)

58.8%
(n=97)

57.8%
(n=45)

62.4%
(n=197)

児童系

63.6%
(n=44)

71.9%
(n=89)

75.0%
(n=24)

70.1%
(n=157)

その他

53.8%
(n=13)

62.5%
(n=16)

71.4%
(n=7)

61.1%
(n=36)

全サービス 76.1%
体系平均 (n=327)

66.4%
(n=265)

66.7%
(n=126)

70.9%
(n=718)

定着率が低い

8.0%
2020年度調査
(n=75)

62.7%

2023年度調査
(n=101)

46.5%

29.3%

50.5%

3.0%

全経営主体
平均

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