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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第 10.1 版 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00111.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第 10.1 版(4/23)《厚生労働省》
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●新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 10.1 版 ●2 臨床像

【COVID-19 流行下における小児の予防接種】

COVID-19 流行下でも,すべての年齢において推奨される接種スケジュールを遵守することは,

それぞれのワクチンの有効性および安全性を最大限確保するうえでも非常に重要である.一方で保
護者が安心して接種するためには,電話などで事前にかかりつけ医等と接種日時を調整するなどの
工夫も必要である.また,やむを得ず接種が遅れたワクチンがある場合は,必要に応じてなるべく
早期に接種をする必要がある.

新型コロナワクチンについても,日本小児科学会では生後6カ月以上のすべての小児に接種を推

奨してきた.2023 年5月8日に COVID-19 が5類感染症に移行となり,感染予防対策が緩和され

つつある状況において,改めて国内小児に対する接種の意義について日本小児科学会において検討
がなされた.その結果,小児の COVID-19 を予防する手段として,生後 6 カ月~ 17 歳のすべての

小児に新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を日本小児科学会で
は引き続き推奨することとなった.

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