3：地域における健康と療養を支える看護職の裁量発揮
3-2：特定行為に係る看護師の研修制度の活用推進

実 施 計 画
1. 特定行為研修の質の担保に向けた本会戦略の明確化
1）指定研修機関の組織化への参画
2）特定行為研修に関する本会方針の明確化

2. 特定行為研修のさらなる受講促進と修了者の活動推進
1）eラーニングシステムによる教材の開発と導入
2）組織的かつ継続的な特定行為研修の実施と修了者の活動推進に向けた
指定研修機関の支援

事業概要【事業経過、課題、今後の展望】
本会は 2019 年より厚生労働省の受託事業として特定行為研修指定研修機関連絡会の事務局を担い、
2023 年 12 月に特定行為研修指定研修機関協議会としての組織の法人化を支援した。指定研修機関が一層
の連携を図り、より研修の質向上を目指すために協議会に参画する。また特定行為研修も含めた看護教育
のあり方などについて本会戦略を明確化していく。
2040 年に向けた高齢者の増加・人口減少に伴い、医療ニーズの増大とマンパワーの確保や医療従事者
の働き方改革に伴う対応が同時に必要になることを踏まえ 、特定行為研修修了者の活躍が期待されてい
る。より多くの修了者を養成するために、受講支援となる研修教材の開発や組織的かつ継続的な受講体制
の構築と修了者の活動推進を行う指定研修機関を支援するために取組んでいく。

実施内容
１．特定行為研修の質の担保に向けた本会戦略の明確化
1）指定研修機関の組織化への参画
・指定研修機関協議会への参加及び組織運営に対する支援
・指定研修機関の連携を図るための情報交換や情報発信
2）特定行為研修に関する本会方針の明確化
・本会内における諸課題についての検討

２．特定行為研修のさらなる受講促進と修了者の活動推進

1）eラーニングシステムによる教材の開発と導入
・eラーニングシステムにおけるVR教育教材による学習の導入
・VR教材を外部配信するためのシステム開発
2）組織的かつ継続的な特定行為研修の実施と修了者の活動推進に向けた指定研修機関の支援
・指定研修機関の取組みを支援するためのワークショップ開催
・指定研修機関の取組みを周知するためのシンポジウムの開催

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