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資料2-2 全国福祉高等学校長会資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41488.html
出典情報 介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会(第2回 7/12)《厚生労働省》
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その他:参考資料
(3)加盟校アンケート調査結果
❷パート別合格

❸考えられるデメリットについて

反対の理由

1 資格の質の低下

1 専門性の低下

・分割して合格することで、介護福祉士としての包括的な知識やスキルが確
保できない恐れがある。
・資格全体の価値が低下し、社会的評価が下がると懸念される。

・パート合格により、必要な広範な知識やスキルの習得が難しくなるため、
専門性が低下する可能性がある。
・十分な知識や技術がないまま現場に出ることが、現場の負担を増やす
可能性がある。

2 教育の質の低下
・学生が全科目を網羅する動機付けが低下し、不得意な分野を後回しにする
可能性がある。
・福祉系の教育機関での学びの意義が薄れることが懸念される。

2 社会的評価の低下

3 現行制度の維持の適切性

3 試験運営の複雑化・コストの増加

・既に高い合格率が保たれており、パート合格の必要性が低い。
・現行の試験方式では質を担保できているとの見解。

・パート合格が導入されると、資格が「簡単に取れる資格」と認識され、
介護福祉士としての社会的地位や資格の価値が低下する恐れがある。
・パート合格を管理することで、試験の手続きが複雑化し、運営コストが
増加する可能性がある。

4 専門性と総合的判断力の確保

4 モチベーションの低下

・パート合格では介護職に求められる総合的な判断力が育成しにくくなる。
・専門職として必要な広範な知識とスキルが定着しない恐れがある。

・パート合格が容易になることで、受験生の勉強に対するモチベーション
が低下する可能性がある。

5 合格者の増加に伴う懸念
・合格者が増えることによる「簡単に取れる資格」という認識が生まれる恐れ
がある。
・資格が取りやすくなることで、介護福祉士の待遇改善や職場環境の向上が
進まなくなる可能性がある。

5 試験の公平性
・パートごとに難易度に偏りが生じる可能性があり、合格率にばらつきが
生じる。

6 事務手続きの煩雑化
・合格基準の管理や試験運営の負担が増えるため、受験料の増加が懸念さ
れる。

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全国福祉高等学校長会

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