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資料2-2 全国福祉高等学校長会資料 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41488.html |
出典情報 | 介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会(第2回 7/12)《厚生労働省》 |
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パート合格導入と養成校の教育との関係(効果や影響など)について
介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会(第1回)配付資料
資料3 昨年度検討会の概要と主な論点
(1)受験しやすい仕組みの考え方
受験のための学習への取り組み易さ、受験者の利便性の両側面から受験しやすい仕組みの導入を検討
すること が必要。受験しやすい仕組みの導入によって、介護福祉士の知識及び技能が低下するものでは
あってはならない。
(2)受験しやすい仕組みとしてのパート合格
パート合格を導入することにより、例えば、2回目以降の受験時に不合格パートの学習に注力できる
ようになるなど、一人ひとりの状況に応じた学習を後押しすることが可能となり、より受験しやすい仕
組みとなることが考えられる。
影響について
●福祉系高校では、学校の充実した支援体制のもとで生徒が学習に集中できる環境が整えられている。
→パート合格制度の導入により、生徒(および教員)が卒業時に1回で合格するという意欲が低下。
→特に学習が苦手な生徒の全科目一括合格に対する意欲を削ぎ、教師においても個別的な学習として
部分的な知識の伝達に偏ることになり、その生徒の学習効果や教育の質に負の影響を与える。
●多職種連携の重要性が高まる中、パート合格導入により介護福祉士の取得が容易になると認識される。
→社会的価値が損なわれる恐れがある。
→入学当初は介護福祉士を目指していた生徒も、実習先で出会う他の医療系専門職に魅力を感じ、
上級学校への進路変更を選ぶ生徒が増える可能性がある。
20
全国福祉高等学校長会
SINCE 1995
介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会(第1回)配付資料
資料3 昨年度検討会の概要と主な論点
(1)受験しやすい仕組みの考え方
受験のための学習への取り組み易さ、受験者の利便性の両側面から受験しやすい仕組みの導入を検討
すること が必要。受験しやすい仕組みの導入によって、介護福祉士の知識及び技能が低下するものでは
あってはならない。
(2)受験しやすい仕組みとしてのパート合格
パート合格を導入することにより、例えば、2回目以降の受験時に不合格パートの学習に注力できる
ようになるなど、一人ひとりの状況に応じた学習を後押しすることが可能となり、より受験しやすい仕
組みとなることが考えられる。
影響について
●福祉系高校では、学校の充実した支援体制のもとで生徒が学習に集中できる環境が整えられている。
→パート合格制度の導入により、生徒(および教員)が卒業時に1回で合格するという意欲が低下。
→特に学習が苦手な生徒の全科目一括合格に対する意欲を削ぎ、教師においても個別的な学習として
部分的な知識の伝達に偏ることになり、その生徒の学習効果や教育の質に負の影響を与える。
●多職種連携の重要性が高まる中、パート合格導入により介護福祉士の取得が容易になると認識される。
→社会的価値が損なわれる恐れがある。
→入学当初は介護福祉士を目指していた生徒も、実習先で出会う他の医療系専門職に魅力を感じ、
上級学校への進路変更を選ぶ生徒が増える可能性がある。
20
全国福祉高等学校長会
SINCE 1995