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03【資料1】小児に対する肺炎球菌ワクチンについて (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41951.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第57回 7/31)《厚生労働省》
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【1】小児に対する肺炎球菌ワクチンについて(2)これまでの議論を踏まえた具体的な規定案

第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予 防 接 種 基 本 方 針 部 会

資料1

2024(令和6)年7月18日

定期接種の対象者、接種方法及び用いるワクチン等について(1)


薬事承認されたPCV20の接種対象者及び接種方法については、薬事上、PCV15と比較して、「接種上の注意」におい
て、小児における肺炎球菌による侵襲性感染症予防として接種できる年齢の上限が6歳未満であることの他は、大きな
違いはない。

添付文書におけるPCV20の接種対象者及び接種方法について(小児への接種に係る記載を抜粋)
PCV20(プレベナー20)

【参考】PCV15(バクニュバンス)

効能又は効果

小児における肺炎球菌(血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、 小児における肺炎球菌(血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、
8、9V、10A、11A、12F、14、15B、18C、19A、19F、
9V、14、18C、19A、19F、22F、23F及び33F)による侵襲
22F、23F及び33F)による侵襲性感染症の予防
性感染症の予防

用法及び用量

・初回免疫:通常、1回0.5mLずつを3回、いずれも27日間以
上の間隔で皮下又は筋肉内に注射する。
・追加免疫:通常、1回0.5mLを1回、皮下又は筋肉内に注射
する。ただし、3回目接種から60日間以上の間隔をおく。

・初回免疫:通常、1回0.5mLずつを3回、いずれも27日間以上の
間隔で皮下又は筋肉内に注射する。
・追加免疫:通常、1回0.5mLを1回、皮下又は筋肉内に注射する。
ただし、3回目接種から60日間以上の間隔をおく。

接種上の注意

本剤の接種は2ヵ月齢以上6歳未満の間にある者に行う。
標準として2ヵ月齢以上7ヵ月齢未満で接種を開始すること。ただ
し、3回目接種については、12ヵ月齢未満までに完了し、追加免
疫は12ヵ月齢以降、標準として12~15ヵ月齢の間に行うこと。
また、接種もれ者に対しては下記の接種間隔及び回数による接
種とすることができる。
(1)7ヵ月齢以上12ヵ月齢未満(接種もれ者)
・初回免疫:1回0.5mLずつを2回、27日間以上の間隔で皮
下又は筋肉内に注射する。
・追加免疫:1回0.5mLを1回、2回目の接種後60日間以上
の間隔で、12ヵ月齢以降、皮下又は筋肉内に注射する。
(2)12ヵ月齢以上24ヵ月齢未満(接種もれ者):
1回0.5mLずつを2回、60日間以上の間隔で皮下又は筋肉
内に注射する。
(3)24ヵ月齢以上6歳未満(接種もれ者):
1回0.5mLを皮下又は筋肉内に注射する

本剤の接種は2か月齢以上18歳未満の間にある者に行う。
標準として2か月齢以上7か月齢未満で接種を開始すること。
ただし、3回目接種については、12か月齢未満までに完了し、追加免
疫は12か月齢以降、標準として12~15か月齢の間に行うこと。
また、接種もれ者に対しては、以下の接種間隔及び回数により接種す
ることができる。
(1)7か月齢以上12か月齢未満
・初回免疫:1回0.5mLずつを2回、27日間以上の間隔で皮下又
は筋肉内に注射する
・追加免疫:1回0.5mLを1回、2回目の接種後60日間以上の間
隔で、12か月齢以降、皮下又は筋肉内に注射する。
(2) 12か月齢以上24か月齢未満:1回0.5mLずつを2回、60日
間以上の間隔で皮下又は筋肉内に注射する。
(3) 24か月齢以上18歳未満:1回0.5mLを皮下又は筋肉内に注
射する

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