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03【資料1】小児に対する肺炎球菌ワクチンについて (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41951.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第57回 7/31)《厚生労働省》
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【1】小児に対する肺炎球菌ワクチンについて(1)経緯等

第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予 防 接 種 基 本 方 針 部 会

資料1

2024(令和6)年7月18日

沈 降 2 0 価 肺 炎 球 菌 結 合 型 ワ ク チ ン ( P CV 2 0 ) に 関 す る ワ ク チ ン 評 価 小 委 で の 議 論

【PCV20に関する背景及び小委における結論】
○ PCV20は、令和6年3月に、小児における肺炎球菌による侵襲性感染症の予防を目的に薬事承認された。
○ PCV20が、現行のPCV13及びPCV15と比べてIPDにおいて予防する血清型の割合を向上させることから、
PCV20に現行のPCV13及びPCV15を上回る有効性が期待できると考えられる。
○ PCV20はPCV13及びPCV15と比較して有効性の向上が期待でき、安全性に差がなく、接種に係る費用が増加
しない見込みであることを踏まえ、PCV20を定期接種に用いるワクチンに位置づける方向性で、基本方針部
会等で更に検討を進める。

【小委における意見】
○ 血清型のカバー率が広いPCV20は、より効果が期待できると考えられる。
○ 臨床試験において、PCV15とPCV20を比較した試験はなく、PCV20がより有効性が期待できることについて
は、理論上の期待であることに注意が必要。
○ どのワクチンがより好ましいのかということを明示することは、接種を受ける方々にとって分かりやすい情報
提供となる。
○ 15価から20価への接種するワクチン製剤の変更の可否についてしっかりと注意喚起をしていくことが望ましい

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