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ハンセン病問題対策

３６７億円（３４５億円）

ハンセン病元患者等の名誉回復等を図るため、ハンセン病問題に関する正しい知識の普及
啓発の強化等を進めるとともに、国立ハンセン病資料館等の学芸員の増員や、同資料館収蔵
庫の増設等を進めることにより資料館活動の充実を図る。
さらに、ハンセン病療養所の入所者に対する必要な療養を確保し、退所者等への社会生活
支援策等を実施する。

（１）謝罪・名誉回復措置

２０億円（１５億円）

ハンセン病の患者であった者等の名誉の回復を図るため、普及啓発その他必要な措置を
講じる。
（主な事業）
○
拡 ・国立ハンセン病資料館及び重監房資料館の運営
６．５億円
国立ハンセン病資料館及び重監房資料館を運営し、ハンセン病やハンセン病対策の歴
史に関する正しい知識の普及啓発などを行う。
（委託先）公募
・国立ハンセン病資料館収蔵庫の増設
８．２億円
国立ハンセン病資料館の普及啓発活動を効果的に実施するための新たな収蔵庫の整備
を行う。
・国立ハンセン病資料館空調設備改修
１．７億円
資料館の運営及び展示・収蔵資料の適切な保管環境を維持するため、老朽化した空調
設備の改修を行う。
・歴史的建造物等の保存等
１．６億円
各療養所に存在する歴史的建造物について、本格的な保存を行う。

（２）社会復帰・社会生活支援

２５億円（２５億円）

退所者給与金・非入所者給与金・特定配偶者等支援金の支給、ハンセン病療養所入所者
家族に対する生活援護等を行う。
（主な事業）
・退所者等対策経費
２３億円
ハンセン病療養所の退所者に対して、退所者給与金を支給する。また、非入所者に対
して、非入所者給与金を支給する。
さらに、退所者給与金受給者の配偶者等に対して特定配偶者等支援金を支給する。

（３）在園保障

３２２億円（３０５億円）

ハンセン病療養所の運営を支援し、入所者に対する必要な療養の確保を図る。
（主な事業）
・私立ハンセン病療養所運営経費
８０百万円
（補助先）一般財団法人神山復生病院
（補助率）定額
・国立ハンセン病療養所における良好な療養環境の整備（※医政局計上）
３２２億円
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