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健康・生活衛生局 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/03.html
出典情報 令和7年度厚生労働省各部局の概算要求
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がん対策

422億円(356億円)

「第4期がん対策推進基本計画」に基づき、「がん予防」、「がん医療」、「がんとの共
生」の三つを柱とした施策を実施し、がん対策の一層の推進を図る。

(1)がん予防

160億円(143億円)

がんを早期に発見し、がんによる死亡者を減少させるため、がん検診受診率や精密検査
受診率の向上を図るとともに、より効果的・効率的ながん検診の実施を推進する。
(主な事業)
・新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業
14億円
がん検診受診率向上に効果の大きい個別の受診勧奨・再勧奨を、引き続き実施する
とともに、子宮頸がん検診・乳がん検診の初年度の受診対象者(子宮頸がん検診:20
歳の女性、乳がん検診:40 歳の女性)にクーポン券及び検診手帳を配布する。また、
精密検査受診率向上のため、精密検査未受診者に対する受診再勧奨を実施する。
(補助先)市区町村
(補助率)1/2
新 ・HPV 検査単独法の導入に伴う健康管理システムの改修

9.5億円
市区町村が保有する健康管理システムについて、HPV 検査単独法※の受診歴をマイナ
ンバーにより情報連携を可能とするためのシステム改修に要する経費を補助する。
※HPV検査:HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染の有無を調べる検査
(補助先)市区町村
(補助率)2/3

(2)がん医療

234億円(183億円)

がん医療の実用化に資する研究等を推進し、がん医療の充実を図る。
(主な事業)

拡 ・全国がん登録システムの機能強化
2億円
全国がん登録システム及びがん登録オンラインシステムについて、NDB 等の他システ
ムとの連結・解析を可能とするためのシステムの改修等を行う。
(委託先)国立研究開発法人国立がん研究センター

拡 ・がんゲノム情報レポジトリーシステムの機能強化
24億円
「がんゲノム情報レポジトリーシステム」について、標準治療前のパネル検査※の実
施や、新たに保険適用となるパネル検査の追加により、今後、検査件数の増加が見込ま
れるため、それに対応するためのシステム改修を行う。
※がん遺伝子パネル検査:遺伝子変異を一度に数十から数百解析し、抗がん剤等の治
療薬の選択に役立てる検査をいう。
(補助先)がんゲノム情報管理センター
(補助率)定額
3