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資料3-2 鈴木先生提出資料 (89 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第78回 3/30)《厚生労働省》 |
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16 歳から 64 歳の患者におけるワクチン接種者の未接種者に対する調整オッズ比は、ファイザー社
製・モデルナ社製いずれかのワクチンについて、2 回接種完了 (2 回目接種後 14 日以上経過)では
0.572 (95%信頼区間:0.429~0.764)、3 回接種完了 (3 回目接種後 14 日以上経過)では 0.313 (95%信
頼区間:0.156~0.629)であった (表 3)。ワクチン接種後の時間経過による有効性の減弱の有無を評価
する解析では、ファイザー社製・モデルナ社製いずれかのワクチンの 2 回接種完了群において、2 回接
種完了後 90 日以内では未接種者に対する調整オッズ比は 0.586 (95%信頼区間:0.410~0.838)、2 回接
種完了後 91~180 日では 0.570 (95%信頼区間:0.420~0.774)、181 日以上経過では 0.683 (95%信頼区
間:0.396~1.176)であった。ワクチンの種類を分けた解析では、2 回接種完了者に関して未接種者に対
する調整オッズ比は、ファイザー社製を接種した患者に限定すると 0.582 (95%信頼区間:0.429~0.789)、
モデルナ社製を接種した患者に限定すると 0.536 (95%信頼区間:0.378~0.759)であった (表 3)。
上記の調整オッズ比を用いて新型コロナワクチンの発症予防における有効性を算出したところ、16 歳
から 64 歳の患者においてファイザー社製・モデルナ社製いずれかのワクチンについて、2 回接種完了
(2 回目接種後 14 日以上経過)では 42.8% (95%信頼区間:23.6~57.1%)、3 回接種完了 (3 回目接種後
14 日以上経過)では 68.7% (95%信頼区間:37.1~84.4%)であった。ワクチン接種後の経過時間でわけた
解析では、ファイザー社製・モデルナ社製いずれかのワクチンについて 2 回接種完了群において、接種
完了後 90 日以内では 41.4% (95%信頼区間:16.2~59.0%)、91~180 日では 43.0% (95%信頼区間:22.6~
58.0%)、181 日以上では 31.7% (-17.6~60.4%)であった。ファイザー社製に限定した解析では、2 回接種完
了では 41.8% (95%信頼区間:21.1~57.1%)であり、モデルナ社製に限定すると 2 回接種完了では 46.4%
(95%信頼区間:24.1~62.2%)であった。
表 3:16 歳から 64 歳における新型コロナワクチンの発症予防における有効性
調整オッズ比
有効性 (%)
(95%信頼区間)
(95%信頼区間)
ファイザー社製あるいはモデルナ社製
未接種者
1.000
2 回接種完了(2 回目接種後 14 日以上経過)
0.572 (0.429~0.764)
42.8 (23.6~57.1)
3 回接種完了(3 回目接種後 14 日以上経過)
0.313 (0.156~0.629)
68.7 (37.1~84.4)
ファイザー社製あるいはモデルナ社製
(2 回接種完了者をワクチン接種後の時間経過で分けた解析)
未接種者
1.000
2 回接種完了後 90 日以内
0.586 (0.410~0.838)
41.4 (16.2~59.0)
2 回接種完了後 91~180 日
0.570 (0.420~0.774)
43.0 (22.6~58.0)
2 回接種完了後 181 日以上
0.683 (0.396~1.176)
31.7 (-17.6~60.4)
ファイザー社製
未接種者
2 回接種完了(2 回接種後 14 日以上経過)
1.000
0.582 (0.429~0.789)
41.8 (21.1~57.1)
モデルナ社製
未接種者
2 回接種完了(2 回接種後 14 日以上経過)
1.000
0.536 (0.378~0.759)
46.4 (24.1~62.2)
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製・モデルナ社製いずれかのワクチンについて、2 回接種完了 (2 回目接種後 14 日以上経過)では
0.572 (95%信頼区間:0.429~0.764)、3 回接種完了 (3 回目接種後 14 日以上経過)では 0.313 (95%信
頼区間:0.156~0.629)であった (表 3)。ワクチン接種後の時間経過による有効性の減弱の有無を評価
する解析では、ファイザー社製・モデルナ社製いずれかのワクチンの 2 回接種完了群において、2 回接
種完了後 90 日以内では未接種者に対する調整オッズ比は 0.586 (95%信頼区間:0.410~0.838)、2 回接
種完了後 91~180 日では 0.570 (95%信頼区間:0.420~0.774)、181 日以上経過では 0.683 (95%信頼区
間:0.396~1.176)であった。ワクチンの種類を分けた解析では、2 回接種完了者に関して未接種者に対
する調整オッズ比は、ファイザー社製を接種した患者に限定すると 0.582 (95%信頼区間:0.429~0.789)、
モデルナ社製を接種した患者に限定すると 0.536 (95%信頼区間:0.378~0.759)であった (表 3)。
上記の調整オッズ比を用いて新型コロナワクチンの発症予防における有効性を算出したところ、16 歳
から 64 歳の患者においてファイザー社製・モデルナ社製いずれかのワクチンについて、2 回接種完了
(2 回目接種後 14 日以上経過)では 42.8% (95%信頼区間:23.6~57.1%)、3 回接種完了 (3 回目接種後
14 日以上経過)では 68.7% (95%信頼区間:37.1~84.4%)であった。ワクチン接種後の経過時間でわけた
解析では、ファイザー社製・モデルナ社製いずれかのワクチンについて 2 回接種完了群において、接種
完了後 90 日以内では 41.4% (95%信頼区間:16.2~59.0%)、91~180 日では 43.0% (95%信頼区間:22.6~
58.0%)、181 日以上では 31.7% (-17.6~60.4%)であった。ファイザー社製に限定した解析では、2 回接種完
了では 41.8% (95%信頼区間:21.1~57.1%)であり、モデルナ社製に限定すると 2 回接種完了では 46.4%
(95%信頼区間:24.1~62.2%)であった。
表 3:16 歳から 64 歳における新型コロナワクチンの発症予防における有効性
調整オッズ比
有効性 (%)
(95%信頼区間)
(95%信頼区間)
ファイザー社製あるいはモデルナ社製
未接種者
1.000
2 回接種完了(2 回目接種後 14 日以上経過)
0.572 (0.429~0.764)
42.8 (23.6~57.1)
3 回接種完了(3 回目接種後 14 日以上経過)
0.313 (0.156~0.629)
68.7 (37.1~84.4)
ファイザー社製あるいはモデルナ社製
(2 回接種完了者をワクチン接種後の時間経過で分けた解析)
未接種者
1.000
2 回接種完了後 90 日以内
0.586 (0.410~0.838)
41.4 (16.2~59.0)
2 回接種完了後 91~180 日
0.570 (0.420~0.774)
43.0 (22.6~58.0)
2 回接種完了後 181 日以上
0.683 (0.396~1.176)
31.7 (-17.6~60.4)
ファイザー社製
未接種者
2 回接種完了(2 回接種後 14 日以上経過)
1.000
0.582 (0.429~0.789)
41.8 (21.1~57.1)
モデルナ社製
未接種者
2 回接種完了(2 回接種後 14 日以上経過)
1.000
0.536 (0.378~0.759)
46.4 (24.1~62.2)
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