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参考資料2_第1~8回の検討会における主なご意見 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44353.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第10回 10/16)《厚生労働省》
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ということが必要。
2. 健康サポート薬局の機能の KPI について、例えば、連携についてであれば、患者から聞
き取った情報を医療機関向けにまとめて患者に渡し、医療機関の受診勧奨を行ったこと
等を設定することが考えられる。患者にとっては、薬局を介すことで、紹介先で改めて
最初から話さないといけないという手間を極力省けるようになり、メリットが見えるよ
うになり、健康サポート薬局を活用する動機となるのではないか。どのような事例がい
いかは今後の検討であるが、見える化するような施策を考えていくこともよいのではな
いか。
3. 健康サポート薬局について地域住民が「薬局を主体的に選択できるよう、法令上明確化
し」ということ、「名称の表示を可能とすることが必要」というところについて。また、
制度設計についてしっかり「住民、患者にとってわかりやすいものとなるよう、必要な
対応を検討する」ということについて妥当。
4. 日本チェーンドラッグストア協会としては、ドラッグストア併設の薬局が多いという特
性があり、OTC の扱いや健康相談等、ドラッグストアとしての親和性の高い項目が非常
に多い健康サポート薬局に対しては積極的に取り組んでいきたいと考えており、法令化
することに対して賛成。ただし、認知度がまだ低い状況であり、薬局機能情報提供シス
テムの項目について、健康サポート薬局、地域連携薬局を上位で入れることを検討して
はどうか。
5. 歯科の場合は、セルフメディケーションで痛みが止まったとしても、自然治癒がない疾
患であり、受診勧奨が重要なため、適切な受診勧奨ができるような方策を一緒に入れて
いただきたい。
6. 健康サポート薬局についても、地域連携薬局と同様に、住民・患者にかかわらず関連す
るステークホルダー全体にとって分かりやすくなるように役割・機能を明確化した上で、
実際に約束している機能がどう果たされているのか検証されること、役割を果たしてい
ただくようになることが重要であり、実効性の確保に留意していただきたい。
7. 健康サポート薬局の取組は、健康サポート薬局以外の薬局でも薬剤師が目指すべき方向
性であると思う。その中で、まずこれは必ず取り組んでほしいという方針を見せていた
だき、また、健康サポート薬局でさらに上を目指す際に目指すべきベクトルが分かった
ということで、他業種からも分かりやすくなった。
8. 国民や住民に分かっていただくというのは、ほかの取組でもすごく難しいものであり、
総合的な方法で1つだけ実施すればいいということではなく、いろいろ施策を考える必
要がある。
9. 行政からの広報はなかなか浸透しないと思うので、まずは健康サポート薬局が、利用し
ている患者にきちんと説明することを位置づけることが重要。これにより、ほかの薬局
と違うのかなということも意識化してもらえる。そうすると、例えば今は届出をしてい
ない薬局でも、ほかの薬局と差別化を図るには健康サポート薬局の届出をする必要があ
るなと手を挙げるところが増えてくるのではないか。まずは今届出をしているところか
らしっかりと利用者に説明することを位置づけていただきたい。
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