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参考資料2_第1~8回の検討会における主なご意見 (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44353.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第10回 10/16)《厚生労働省》
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でのことなのか分かるような形で記載していただきたい。
10. 制度設計、薬局の機能について議論しており、人ではなくてストラクチャーのことであ
り、それを定義してどうするかということは分かるが、国民からは、かかりつけの薬剤
師というその人にいろいろなことを、これはできますかと相談する窓口になるという感
覚もあり、取りまとめの冒頭には薬局・薬剤師と書いてあるが、もう少し薬剤師そのも
のの顔が見える整理があってもよいのではないか。薬剤師という人の見える話と、スト
ラクチャーの規定・概念をクリティカルに整理した方が、今後、国民に理解してもらう
ためのものとしてよいのではないか。
11. どちらかというと薬局は複数の薬剤師がいることが多いので、できればかかりつけ薬局
を持っていて、どの薬剤師でも、きちんと情報を共有して対応してもらえることが患者
としては安心であると思っている。今のかかりつけ薬剤師制度では、患者が薬剤師を選
べず、薬剤師から私をかかりつけ薬剤師として同意してくださいと言われるので、患者
が選ぶという感覚にはなっていない。薬剤師の顔が見えるようにするのであれば、患者
が選べるかかりつけ薬剤師という制度にしないと進んでいかない。
12. 役割・機能、あり方も含めてのまとめであるが、今後構築すべき内容と課題が混在して
いるので、役割・機能の明確化は進んでいるので、それはそれでしっかりまとめつつ、
それを実現するために今後検討が必要なことをしっかり記載していただきたい。また、
さらに課題や、役割・機能が定められた上で、さらなる課題を抽出する必要があるので
あれば、それも記載してはどうか。例えば 91 行目「実効性のある体制を構築していく
必要がある」でも「必要がある」で終わってしまうと、その先どうするのかがないので、
取りまとめとして役割・機能は明確化した、その先をこうしていくという書きぶりにし
ていただきたい。特に、患者様が利用するメリットという意味では、役割・機能を昇華
させてこういうメリットがあるから皆様に周知しましょうという流れでまとめると分
かりやすいと考える。
13. 100 行目に「地域ごとに薬局の状況は大きく異なっていることから」、「地域・拠点で確
保すべき機能について、行政が関与し、地域の実態を把握した上で必要な体制を構築す
ることが重要である」というのは本当にそのとおりだと思っている。夜間・休日対応な
どの機能について 116 行目に輪番制とか薬局間連携に対応する体制の構築等の記載が
あるが、24 時間それから夜間・休日等の薬を必要なときに必要な人に届けるためには、
訪問看護ステーションや様々な地域のサービスが関わってくるものであり、地域の実情
を把握し、そのニーズを薬局の中で活用していただいて、どのように薬剤が届くか検討
されることについて、市町村や地域の実情をしっかり分かっている行政、薬局、訪問看
護ステーションを含む関係職種でしっかりと実情に応じた体制構築を進めることが望
ましいという文面がよいと考える。看護師として、地域の薬のことや医療が必要な方々
に対応することを考えると、必要なときに必要なものがタイムリーに届くことが一番大
事であり、地域連携薬局等で確実に進んでいくことを望んでいる。
14. 100~104 行目に「地域の実情に応じた体制構築を進めることが望ましい」となっている
が、薬局間だけではなくて医療機関、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所等と
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