図 3-2 評価票の記載例
1. 医学・医療における倫理性：
診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する。
レベル１

レベル２

レベル３

モデル・コア・カリキュラム

レベル４

研修終了時で期待されるレベル

■医学・医療の歴史的な流れ、臨

人間の尊厳と生命の不可侵

人間の尊厳を守り、生命の不

モデルとなる行動を他者に

床倫理や生と死に係る倫理的問

性に関して尊重の念を示

可侵性を尊重する。

示す。

題、各種倫理に関する規範を概説

す。

できる。

患者のプライバシーに最低

患者のプライバシーに配慮

モデルとなる行動を他者に

■患者の基本的権利、自己決定権

限配慮し、守秘義務を果た

し、守秘義務を果たす。

示す。

の意義、患者の価値観、インフォ

す。

ームドコンセントとインフォー

倫理的ジレンマの存在を認

倫理的ジレンマを認識し、相

倫理的ジレンマを認識し、

ムドアセントなどの意義と必要

識する。

互尊重に基づき対応する。

相互尊重に基づいて多面的

■患者のプライバシーに配慮し、

利益相反の存在を認識す

利益相反を認識し、管理方針

モデルとなる行動を他者に

守秘義務の重要性を理解した上

る。

に準拠して対応する。

示す。

診療、研究、教育に必要な

診療、研究、教育の透明性を

モデルとなる行動を他者に

透明性確保と不正行為の防

確保し、不正行為の防止に努

示す。

止を認識する。

める。

性を説明できる。

に判断し、対応する。

で適切な取り扱いができる。

□

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■

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□

□

□ 観察する機会が無かった
コメント：
倫理的な葛藤に関してはもう少し、深く考えた方が良いでしょう。
（指導医サイン）

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