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資料1-1 相良構成員提出資料(大学病院の現状と課題について) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43385.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第22回 11/27)《厚生労働省》
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3.臨床研究の取組例等
【臨床研究の取組例】
診療情報を広く研究者に提供し臨床研究を推進する

○ 臨床研究を推進するための基盤整備

・ 医療ビックデータによるトータル・ヘルスケアイノベーション創出の基盤構築プロジェクト(東京医科歯科大学病院)
医歯学研究を実施するために、本院および関連病院において患者から得た診療情報を研究目的とし保存管理し、
広く研究者に提供することで、国民の皆様の健康・長寿社会に貢献していくことを目指す全学的なプロジェクト

○ 「研究」質の高い臨床研究を促進するための実施体制の整備
・ 国際認証AAHRPPの認証取得の取り組み(大阪大学医学部附属病院)

国内の病院では初の臨床研究実施体制について国際
認証を取得

2022年12月に国内の病院として初めて認証を取得したことで、被験者保護が世界的に認められる水準であることが
証明されただけではなく、組織の被験者保護に関する意識を高め、IRBの役割を明確にすることが出来た

○ イノベーション創出のための研究開発基盤
産学共創活動からイノベーションを生み出すシステム

・ 医療系オープンイノベーション・プログラム(岡山大学病院)
岡山大学病院を中心とした医療系の産学共創活動からイノベーションを連続的に生み出すエコシステムを整備し、大学の
価値を社会への還元する取組
〇国立大学病院長会議:将来像実現化年次報告2022/行動計画2023/大学の取組事例集より抜粋

【知的財産のなかで社会実装の代表例】
〇 新型コロナウイルス関連
新型コロナウイルス抗原検査キット(長崎大学病院)、新型コロナウイルス中和抗体測定キット(慶應義塾大学病院)

〇 リハビリテーション関連
医療用HAL(筑波大学病院)、ウェールオーク(藤田医科大学病院)
※AJMC:わが国の大学医学部・医科大学白書

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一般社団法人 全国医学部長病院長会議