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資料2-2 ゾコーバ及びラゲブリオの電子化された添付文書一覧[1.9MB] (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45738.html |
出典情報 | 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第9回 12/4)《厚生労働省》 |
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ゾコーバ錠(4
)
表1
6
2 3
7
5
mg単回投与時注の薬物動態パラメータ
*11.1重大な副作用
11.1.1ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
11.2その他の副作用
種類\頻度
5
%以上
1
〜5
%未満
1
%未満
頻度不明
食事
条件
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0i
nf
(
μg・hr
/
mL)
空腹時
1
3
2
1
.
4
(
2
3
.
5
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,4
.
0
0
)
1
2
3
6
(
2
3
.
2
)
1
4
2
0
.
0
(
1
6
.
4
)
6
.
0
0
(
1
.
5
0
,1
6
.
0
0
)
1
5
3
8
(
1
5
.
8
)
過敏症
発疹
消化器
悪心、嘔吐、下
痢、腹部不快感
食後※3
頭痛
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
※3
:高脂肪・高カロリー食
精神神経系
そう痒
代謝
脂質異常症
その他
HDLコレステ トリグリセリド 血清鉄上昇
ロ ー ル 低 下 上昇、ビリルビ
ン上昇、血中コ
(1
6
.
6
%)
レステロール低
下
1
6
.
3分布
エンシトレルビルのヒト血清蛋白結合率は、97.
7〜98.
7%であっ
(i
nvi
t
r
o)。
た 3)
1
6
.
4代謝
14C]
健康成人男性 6例に[
エンシトレルビル
1
4
.適用上の注意
フマル酸 375mg注
を空腹時単回投与したとき、血漿中では主に未変化体が検出さ
14.1薬剤交付時の注意
れ、代謝物としてエンシトレルビルのクロル付加体が検出され
PTP包装の薬剤は PTPシートから取り出して服用するよう指導
た。尿中及び糞便中では主に未変化体が検出された 4)(外国人
すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ
データ)
。
刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発
また、i
nvi
t
r
o 代謝試験の結果、尿及び糞便中の代謝物であるエ
することがある。
ンシトレルビルのトリアゾール脱メチル体及びインダゾール脱メ
1
5
.その他の注意
チル体は、CYP3Aを含む複数の CYP分子種により生成される
15.2非臨床試験に基づく情報
と推定された 5)
。
カニクイザルに本薬を 2又は 4週間反復経口投与した毒性試験に
1
6
.
5排泄
おいて、臨床曝露量の 8倍相当以上で、肝臓門脈、胆嚢、肺/気
14C]
健康成人男性 6例に[
エンシトレルビル
管支等に単核細胞主体の炎症性細胞浸潤が認められている 1)。
フマル酸 375mg注
を空腹時単回投与したとき、投与量の 64.
8%及び 25.
8%がそれぞ
れ糞便中及び尿中に排泄された。未変化のエンシトレルビルの糞
1
6
.薬物動態
便中排泄率は投与量の 50.
7%、尿中排泄率は投与量の 19.
0%であ
16.1血中濃度
り、投与量の 18.
7%(糞便中に投与量の 12.
0%、尿中に投与量の
健康成人女性 8例に本剤を 5日間空腹時反復経口投与した(エン
6
.
8
%)が代謝物として排泄された 4)
(外国人データ)
。
シ ト レ ル ビ ル と し て 1日 目 は 375mg、 2日 目 か ら 5日 目 は
125mg)ときの血漿中濃度推移を図 161に、薬物動態パラメー
16
.6特定の背景を有する患者
を表 16
1に示す。
タ 2)
16
.6
.
1腎機能障害患者
軽度(60≦推算糸球体ろ過量[
eGFR]
<90mL/mi
n)、中等度(30
≦eGFR<60mL/mi
n)、重度(eGFR<30mL/mi
n)の腎機能障害
患者各 8例に本剤(エンシトレルビルとして 375mg)を単回経
3に示す。軽度、中等
口投与したとき注の薬物動態の比較を表 16度及び重度腎機能障害患者のエンシトレルビルの AUCは、健康
成人と比較してそれぞれ 1.
44倍、1.
49倍及び 1.
60倍であった 6)
(外国人データ)
。
[9
.
2参照]
表1
6
3 腎機能障害患者と健康成人との薬物動態比較
投与群
表 16
1 反復投与時の薬物動態パラメータ
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0τ
(
μg・hr
/
mL)
T1/2※1
(
hr
)
1日目
8
2
2
.
3
(
1
4
.
8
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,8
.
0
0
)
3
7
2
.
9
(
1
2
.
0
)
-
5日目
7
2
8
.
1
(
1
5
.
6
)
2
.
0
0
(
1
.
0
0
,8
.
0
0
)
5
1
8
.
3
(
1
3
.
0
)
5
1
.
4
(
1
9
.
0
)
投与日
例
数
※1
AUC0Cma
x※1
i
nf
(
μg/
mL) (
μg・hr
/
mL)
健康成人に対する比※2
Cma
x
AUC0i
nf
9
9
6
.
0
(
2
6
.
0
)
-
-
健康成人
8
1
5
.
5
(
3
4
.
7
)
腎 軽度
機
能 中等度
障
害 重度
8
2
0
.
5
(
1
8
.
9
)
1
4
3
2
(
2
0
.
8
)
1
.
3
2
(
1
.
0
4
1
.
6
8
)
1
.
4
4
(
1
.
1
7
1
.
7
6
)
8
2
0
.
5
(
1
2
.
6
)
1
4
8
3
(
2
6
.
0
)
1
.
3
3
(
1
.
0
6
1
.
6
6
)
1
.
4
9
(
1
.
1
9
1
.
8
6
)
8
1
7
.
2
(
1
9
.
8
)
1
5
9
6
(
2
6
.
1
)
1
.
1
1
(
0
.
8
7
1
.
4
2
)
1
.
6
0
(
1
.
2
8
2
.
0
1
)
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:幾何最小二乗平均の比(9
0
%信頼区間)
1
6
.
6
.
2肝機能障害患者
軽度(Chi
l
dPugh分類 A)肝機能障害患者 9例及び中等度
(Chi
l
dPugh分類 B)肝機能障害患者 8例に本剤(エンシトレ
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
ルビルとして 375mg)を単回経口投与したとき注の薬物動態の比
較を表 164に示す。軽度及び中等度肝機能障害患者のエンシト
16.2吸収
レルビルの AUCは、健康成人と比較してそれぞれ 1.
03倍及び
16.2.
1食事の影響
0
.
8
7倍であった 7)(外国人データ)
。
[9
.
3参照]
健康成人 14例に本剤(エンシトレルビルとして 375mg)を空腹
時又は高脂肪・高カロリー食摂取後に単回経口投与注したときの
を表 1
6
2に示す。
薬物動態パラメータ 2)
(4
)
)
表1
6
2 3
7
5
mg単回投与時注の薬物動態パラメータ
*11.1重大な副作用
11.1.1ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
11.2その他の副作用
種類\頻度
5
%以上
1
〜5
%未満
1
%未満
頻度不明
食事
条件
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0i
nf
(
μg・hr
/
mL)
空腹時
1
3
2
1
.
4
(
2
3
.
5
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,4
.
0
0
)
1
2
3
6
(
2
3
.
2
)
1
4
2
0
.
0
(
1
6
.
4
)
6
.
0
0
(
1
.
5
0
,1
6
.
0
0
)
1
5
3
8
(
1
5
.
8
)
過敏症
発疹
消化器
悪心、嘔吐、下
痢、腹部不快感
食後※3
頭痛
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
※3
:高脂肪・高カロリー食
精神神経系
そう痒
代謝
脂質異常症
その他
HDLコレステ トリグリセリド 血清鉄上昇
ロ ー ル 低 下 上昇、ビリルビ
ン上昇、血中コ
(1
6
.
6
%)
レステロール低
下
1
6
.
3分布
エンシトレルビルのヒト血清蛋白結合率は、97.
7〜98.
7%であっ
(i
nvi
t
r
o)。
た 3)
1
6
.
4代謝
14C]
健康成人男性 6例に[
エンシトレルビル
1
4
.適用上の注意
フマル酸 375mg注
を空腹時単回投与したとき、血漿中では主に未変化体が検出さ
14.1薬剤交付時の注意
れ、代謝物としてエンシトレルビルのクロル付加体が検出され
PTP包装の薬剤は PTPシートから取り出して服用するよう指導
た。尿中及び糞便中では主に未変化体が検出された 4)(外国人
すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ
データ)
。
刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発
また、i
nvi
t
r
o 代謝試験の結果、尿及び糞便中の代謝物であるエ
することがある。
ンシトレルビルのトリアゾール脱メチル体及びインダゾール脱メ
1
5
.その他の注意
チル体は、CYP3Aを含む複数の CYP分子種により生成される
15.2非臨床試験に基づく情報
と推定された 5)
。
カニクイザルに本薬を 2又は 4週間反復経口投与した毒性試験に
1
6
.
5排泄
おいて、臨床曝露量の 8倍相当以上で、肝臓門脈、胆嚢、肺/気
14C]
健康成人男性 6例に[
エンシトレルビル
管支等に単核細胞主体の炎症性細胞浸潤が認められている 1)。
フマル酸 375mg注
を空腹時単回投与したとき、投与量の 64.
8%及び 25.
8%がそれぞ
れ糞便中及び尿中に排泄された。未変化のエンシトレルビルの糞
1
6
.薬物動態
便中排泄率は投与量の 50.
7%、尿中排泄率は投与量の 19.
0%であ
16.1血中濃度
り、投与量の 18.
7%(糞便中に投与量の 12.
0%、尿中に投与量の
健康成人女性 8例に本剤を 5日間空腹時反復経口投与した(エン
6
.
8
%)が代謝物として排泄された 4)
(外国人データ)
。
シ ト レ ル ビ ル と し て 1日 目 は 375mg、 2日 目 か ら 5日 目 は
125mg)ときの血漿中濃度推移を図 161に、薬物動態パラメー
16
.6特定の背景を有する患者
を表 16
1に示す。
タ 2)
16
.6
.
1腎機能障害患者
軽度(60≦推算糸球体ろ過量[
eGFR]
<90mL/mi
n)、中等度(30
≦eGFR<60mL/mi
n)、重度(eGFR<30mL/mi
n)の腎機能障害
患者各 8例に本剤(エンシトレルビルとして 375mg)を単回経
3に示す。軽度、中等
口投与したとき注の薬物動態の比較を表 16度及び重度腎機能障害患者のエンシトレルビルの AUCは、健康
成人と比較してそれぞれ 1.
44倍、1.
49倍及び 1.
60倍であった 6)
(外国人データ)
。
[9
.
2参照]
表1
6
3 腎機能障害患者と健康成人との薬物動態比較
投与群
表 16
1 反復投与時の薬物動態パラメータ
例数
Cma
x※1
(
μg/
mL)
Tma
x※2
(
hr
)
※1
AUC0τ
(
μg・hr
/
mL)
T1/2※1
(
hr
)
1日目
8
2
2
.
3
(
1
4
.
8
)
2
.
5
0
(
1
.
5
0
,8
.
0
0
)
3
7
2
.
9
(
1
2
.
0
)
-
5日目
7
2
8
.
1
(
1
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)
2
.
0
0
(
1
.
0
0
,8
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0
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)
5
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3
(
1
3
.
0
)
5
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.
4
(
1
9
.
0
)
投与日
例
数
※1
AUC0Cma
x※1
i
nf
(
μg/
mL) (
μg・hr
/
mL)
健康成人に対する比※2
Cma
x
AUC0i
nf
9
9
6
.
0
(
2
6
.
0
)
-
-
健康成人
8
1
5
.
5
(
3
4
.
7
)
腎 軽度
機
能 中等度
障
害 重度
8
2
0
.
5
(
1
8
.
9
)
1
4
3
2
(
2
0
.
8
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1
.
3
2
(
1
.
0
4
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.
6
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)
1
.
4
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(
1
.
1
7
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8
2
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.
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(
1
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.
6
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1
4
8
3
(
2
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0
)
1
.
3
3
(
1
.
0
6
1
.
6
6
)
1
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4
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1
.
1
9
1
.
8
6
)
8
1
7
.
2
(
1
9
.
8
)
1
5
9
6
(
2
6
.
1
)
1
.
1
1
(
0
.
8
7
1
.
4
2
)
1
.
6
0
(
1
.
2
8
2
.
0
1
)
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:幾何最小二乗平均の比(9
0
%信頼区間)
1
6
.
6
.
2肝機能障害患者
軽度(Chi
l
dPugh分類 A)肝機能障害患者 9例及び中等度
(Chi
l
dPugh分類 B)肝機能障害患者 8例に本剤(エンシトレ
※1
:幾何平均値(%変動係数)
※2
:中央値(最小値、最大値)
ルビルとして 375mg)を単回経口投与したとき注の薬物動態の比
較を表 164に示す。軽度及び中等度肝機能障害患者のエンシト
16.2吸収
レルビルの AUCは、健康成人と比較してそれぞれ 1.
03倍及び
16.2.
1食事の影響
0
.
8
7倍であった 7)(外国人データ)
。
[9
.
3参照]
健康成人 14例に本剤(エンシトレルビルとして 375mg)を空腹
時又は高脂肪・高カロリー食摂取後に単回経口投与注したときの
を表 1
6
2に示す。
薬物動態パラメータ 2)
(4
)