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今冬の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた保健・医療提供体制の確認等について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
出典情報 今冬の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた保健・医療提供体制の確認等について(11/26付 事務連絡)《厚生労働省》
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局面において、地域の実情を踏まえ、G-MIS の活用等を通じて入院先の決
定への協力や支援等を行うことを検討されたい。
(5) 院内感染対策の徹底


院内感染対策については、手指衛生の徹底、適切な個人防護具の着用、

ゾーニングや室内換気の徹底が重要である。
こうした院内感染対策の例は「診療の手引き(※)」においても、記載
しているため、適宜活用・周知されたい。
(※)
「新型コロナウイルス感染症 COVID-19

診療の手引き 第 10.1 版」
(p.59~64)参照

https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf

4.地域住民等に対する基本的な感染対策の再周知


新型コロナウイルス感染症の感染予防には、換気、手洗い・手指消毒な

どの基本的な感染対策が有効である。特に、高齢者や基礎疾患のある方が
感染すれば重症化リスクも高まるため、通院や高齢者施設を訪問する時な
どは、感染予防としてマスクの着用が効果的である。帰省等で高齢の方と
会う場合や大人数で集まる場合は、感染予防を心掛け体調を整えるように
することがポイントとなる。
こうした感染対策のポイントについては、厚生労働省のホームページ
(※)や SNS 等において周知しており、これらのツールを活用をしながら、
地域住民等への周知をお願いする。
(※)厚生労働省ウェブサイト「基本的な感染症対策」参照
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html



また、この秋冬から、重症化予防を目的として新型コロナウイルス感染

症の定期接種を開始している。現在、新型コロナウイルスは、JN.1 系統の
下位系統である KP.3 系統とその下位系統が主流となっているところ、今シ
ーズンの定期接種に用いられているのは JN.1 系統に対応したワクチンであ
り、現在の流行株に対する有効性が期待されている。今冬の感染拡大に備
え、定期接種の対象である高齢者等の重症化リスクの高い方に接種をご検
討いただけるよう、周知をお願いする。なお、昨年度までとは異なり、自
治体によっては接種券を配布していない場合もあるが、接種券がなくとも
ワクチン接種は可能である旨、あわせて周知いただきたい。
周知の際の留意点や、周知に活用できる資料については、厚生労働省か
ら事務連絡(※)を発出しており、参考にされたい。
(※)「新型コロナウイルス感染症に係る定期の予防接種の実施にあたっての留意点について

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