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資料4_高等学校における薬害教育[1.4MB] (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49943.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第24回 1/28)《厚生労働省》
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薬害に関する授業例について【1】
◆実施校:山梨県立甲府城西高等学校〈山梨県〉

「日本経済の特質と
国民生活-5
消費者問題」

高校2年生・公共

【単元(日本経済の特質と国民生活ー5 消費者問題)の目標】
○ 消費者行政が保護から自立へと変化していることについて理解する
○ 消費者の権利と責任について、自由と義務の観点から整理し、適切に表現する
○ よりよい社会の実現を視野に、消費者問題について学習したことを社会生活に活かそうとする
【本時の目標】
○ 薬害問題を消費者主権の視点から考察し、よりよい社会の実現に向けた公正な判断力を養う
(生徒が薬害の一因に情報の非対称性があることを導き出し、消費者の4つの権利(安全である権利、知らされる権利、選択
できる権利、意見を聞いてもらう権利)を前提に、消費者主権によるよりよい社会の実現に向けて自分の考えを述べる)
活動①

「知る」

「薬害を学ぼう」及び視聴覚教
材を見て、薬害問題を理解する。



「薬害」とはなにか
「薬害」はなぜ起こったのか

活動②

「比べる」

なぜ、薬害問題が消費者問題の
ひとつに位置づけられているの
か考察する。
(ワークシートを活用)




活動③

「提案する」

薬害を起こさない社会をめざして、「安全なクスリを、安心して使うには」
をテーマとして、グループワークを通じ、消費者のとるべき行動を提案する。
(グループごとにスライドを作成し発表)




クスリの情報を、どのように知るのか
自分にあったクスリを、どのように選ぶ
クスリについて、感じたことをどのように伝えるか

活動④

「結論」

グループで出した結論をもとに、自分の意見をまとめる。


薬害のない社会をめざした、消費者主権をどのように確立するか

そもそも、消費者問題はなぜ起
こったのかを確認する(「消費者
の4つの権利」)
消費者の4つの権利をとおして、
薬害が起こらない社会を作るには
どうしたらよいか?
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