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資料4_高等学校における薬害教育[1.4MB] (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49943.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第24回 1/28)《厚生労働省》
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生徒の「薬害」への意識②-1
問1 今回の授業で「薬害」について新たに知ったことは何ですか
(自由記述)
<薬害とは>
・薬害は今までにたくさんあって多くの被害者がいること
・薬害によって苦しんでいる人が沢山いること
・薬の使い方を間違えると副作用で今後の人生が変わることを知った
・薬害の影響のデカさ
・薬害は、医薬品等による健康被害が社会問題となるまで規模が広がったも
の。薬を安心安全に使うには、不明な点薬剤師に相談すること、各医薬品の
添付文書を読み、理解することが大切。
・単なる副作用ではないこと。薬害で今まで通り生活できなくなったり、亡
くなってしまった人がいること。
・海外で対応された薬でも日本ではまだ使用が認められているものがあり、
被害者が増えてしまったという事例
・薬害とは何か。薬害は何が原因で起こるか。
・薬害はたくさんある。困ったらすぐに相談する。
・薬害とはどういうものなのか知れた
・薬害とは何か知った
・薬害とは国や施設がルールに従えば防ぐことができることが多い事件が多
いことがわかった
・薬害とは不適切な薬の使用による健康被害などのことだと知った。
・薬害は、薬の使用の仕方がわるいと起こる副作用的なものだとわかった。
・副作用によって体に異変が起きてしまったりしてしまうこと
・可哀想
・薬害のほとんどは事故であると知った
・いつ自分に襲い掛かるか分からない怖い害
・身体に影響をおよぼす怖い薬
<教訓と対応>
・製薬会社や医療機関の責任だけでなく、自分自身の判断のあまさや選択の
正しさをも問われる問題だということ。
・薬害を防ぐためには医者や薬剤師さんの説明だったり、ネットで薬の成分
を検索して自分に合った薬を選ぶことが大切だと知ることが出来た。
・医者側だけでなく消費者側にも責任はあること
・消費者と医師や薬剤師が正しい情報の交換ができることが大切だというこ

・消費者主権があること
・情報の伝達が遅れたことによって薬害が起こったと初めて知った
・情報共有が大切だということがわかった
・薬に対して知識をしっかりと身につけておく
・薬について検索できるサイトがあること
・薬害には副作用があるとわかった。インターネットでは薬を調べられるサ
イトがあると分かり活用したいと思った。
・医者以外に薬剤師がいることをしった

授業実施後(山梨県立甲府城西高等学校)
問2

授業を受ける前と後で、「薬害」に対するあなたの考えは変わりましたか

大きく変わった
ある程度変わった
あまり変わらなかった
全く変わらなかった
わからない

0

1

7

n=30

11
11

問3 問2で「大きく変わった」「ある程度変わった」と回答した方にお聞きします。具体
的にどのように考えが変わりましたか(自由記述)
<薬害に対する意識>
<薬害による個人や社会に対する影響への意識>
・薬害とは薬を飲むことで起こる副作用で仕方が無 ・薬害は薬の副反応だけではなく、医薬品による健
いものだと思っていたが不適切な薬の使用による
康被害が社会問題となるまで規模が広がったもの
健康被害だと知り、自分で薬の情報を調べたり注
だということが分かった。薬害の被害者の話を聞
意しながら使ったりすることが大切だと授業を通
き、今後同じようなことがないようにするにはど
し思った。
うしたらいいか考えることが出来た。
・薬害の種類はそんなにないと思っていたけど、た ・薬害の怖さ
くさんあってびっくりした
・より身近にある事が分かった
<薬害を防ぐ方策への意識>
・薬害についての知識が身についた
・薬害は意識次第で減らすことが出来る
・消費者にも常に意識をしながら生活すれば防げる
・知らなかったことを知ることができた
・薬にはどのような危険性があるか
ということがわかった
・薬害とは仕方なく起こることだと思っていたが防
<薬害の発生原因への意識>
ぐことのできる出来事と知った
・自分が使用する薬についてもっと理解して服用し
・薬害は医師、国も関わっている
・薬害は製造している方の不手際や隠蔽ばっかりだ ようと思った。処方された薬や薬局で売っている
と思っていたが消費者の方にも責任があるという
薬も使い方を誤ると危険なものになると改めてわ
考えになった
かった。
・今までは薬害問題を起こした企業側に全ての責任 ・学ぶ前よりも薬剤師さんなどの方に聞いていこう
があると思っていたけれど、被害者側にも問題に
とあらためて思うことが出来た
巻き込まれないための注意をする必要があると
・薬には飲み合わせがあるので成分を調べたりして
思った。情報の信憑性を図ったり、周りに相談し
飲み合わせに注意していきたいと思えた
たりと、自分のためにできることをしていかなけ ・薬害にあった人の話を聞いて、今まで自分は何も
薬害について知らなかったけど、二度と起こして
ればいけない。
・医師側などの人達だけに責任があると思っていた 欲しくないという思いを私達も伝えていくために、
けれど私たちのような消費者側にも消費する責任
薬の知識を身につけたり、情報を得ないといけな
があると思いました
いと考えが変わった。
・薬害について知って、成分などを確認することが
大切だとおもった
・薬害のない社会を目指すことができると思えるよ
うになった。

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