よむ、つかう、まなぶ。
「東京都認知症施策推進計画」中間のまとめ (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2025/02/03/15.html |
出典情報 | 「東京都認知症施策推進計画」中間のまとめ(2/3)《東京都》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
基本的施策
8
研究等の推進等
【目指すべき姿】
【施策の方向】
◆
<認知症に関する研究の推進>
認知症のある人と家族等が希望する研究等に参加でき、認知症に関す
る研究が進み、都民一人ひとりが広く研究成果の恩恵を受けられる。
○
東京都健康長寿医療センターにおけるバイオバンクやブレインバンク
の取組についてホームページで紹介するなど広報を実施し、認知症のあ
【現状と課題】
○
認知症は発症原因や進行の仕組みの解明が不十分であり、根本的な治
療薬は存在せず、予防法も十分に確立されていない
○
る人と家族等が希望する研究等に参加できるよう分かりやすく発信
○
ビッグデータを取りまとめ、認知症研究の基盤として構築したデータ
現時点では、予防に関するエビデンスは未だ不十分であることから、
ベースについて、民間企業や研究機関への提供を含め利活用を図り、認
エビデンスを収集・普及し、正しい理解に基づき、予防を含めた認知症
への「備え」としての取組が重要
○
○
知症の治療法や創薬等の研究に活用
○
東京都健康長寿医療センターにおいて認知機能の低下抑制につながる
認知症になってからも、安心して住み慣れた地域で暮らすことができ
生活習慣改善等の手法を開発し、認知症の発症予防を図る取組を推進す
るよう、全ての人が共に支え合う地域づくりを推進する取組が必要であ
るとともに、アルツハイマー病の原因物質の脳内での蓄積状況を血液検
り、そのための研究も重要
査で判別できるバイオマーカーの研究開発や、新たな認知症抗体医薬
東京都健康長寿医療センターには、認知症のある人や家族等の協力を
(ドナネマブ)の投与終了の判断に必要な画像検査の支援ツールの開発
得ながら収集した、認知症に関するエビデンスとなる臨床・研究に係る
を通じ、認知症検査における患者の経済的・身体的負担の軽減や、診
膨大なデータが蓄積されており、これらのデータを活用し、認知症との
断・治療の精度向上につなげていく
共生・予防に向けた研究を進めていくことが必要
○
東京都健康長寿医療センターが保有する生体試料、画像データ等の
○
東京都健康長寿医療センターが実施してきた、板橋区高島平地区での
共生社会をテーマとした研究の知見を活かし、認知症のある人の社会参
認知症の治療法や予防法の開発には、認知症の発症メカニズムを明ら
加や「空白の期間」の支援に係る区市町村の取組の充実に向けたマニュ
かにしていくことが必要
アル等の作成により、共生社会の実現を支える研究を推進
○
東京都医学総合研究所にて、患者の脳に蓄積したタンパク質凝集体を
高純度で抽出できる独自に開発した生化学的抽出手法を用いて、認知症
発症メカニズムの解明を進め、治療法・予防法の開発に向けた基礎研究
を推進
○
東京都医学総合研究所と協働して、行動・心理症状の改善が期待され
る「日本版BPSDケアプログラム」の普及を図る
17
8
研究等の推進等
【目指すべき姿】
【施策の方向】
◆
<認知症に関する研究の推進>
認知症のある人と家族等が希望する研究等に参加でき、認知症に関す
る研究が進み、都民一人ひとりが広く研究成果の恩恵を受けられる。
○
東京都健康長寿医療センターにおけるバイオバンクやブレインバンク
の取組についてホームページで紹介するなど広報を実施し、認知症のあ
【現状と課題】
○
認知症は発症原因や進行の仕組みの解明が不十分であり、根本的な治
療薬は存在せず、予防法も十分に確立されていない
○
る人と家族等が希望する研究等に参加できるよう分かりやすく発信
○
ビッグデータを取りまとめ、認知症研究の基盤として構築したデータ
現時点では、予防に関するエビデンスは未だ不十分であることから、
ベースについて、民間企業や研究機関への提供を含め利活用を図り、認
エビデンスを収集・普及し、正しい理解に基づき、予防を含めた認知症
への「備え」としての取組が重要
○
○
知症の治療法や創薬等の研究に活用
○
東京都健康長寿医療センターにおいて認知機能の低下抑制につながる
認知症になってからも、安心して住み慣れた地域で暮らすことができ
生活習慣改善等の手法を開発し、認知症の発症予防を図る取組を推進す
るよう、全ての人が共に支え合う地域づくりを推進する取組が必要であ
るとともに、アルツハイマー病の原因物質の脳内での蓄積状況を血液検
り、そのための研究も重要
査で判別できるバイオマーカーの研究開発や、新たな認知症抗体医薬
東京都健康長寿医療センターには、認知症のある人や家族等の協力を
(ドナネマブ)の投与終了の判断に必要な画像検査の支援ツールの開発
得ながら収集した、認知症に関するエビデンスとなる臨床・研究に係る
を通じ、認知症検査における患者の経済的・身体的負担の軽減や、診
膨大なデータが蓄積されており、これらのデータを活用し、認知症との
断・治療の精度向上につなげていく
共生・予防に向けた研究を進めていくことが必要
○
東京都健康長寿医療センターが保有する生体試料、画像データ等の
○
東京都健康長寿医療センターが実施してきた、板橋区高島平地区での
共生社会をテーマとした研究の知見を活かし、認知症のある人の社会参
認知症の治療法や予防法の開発には、認知症の発症メカニズムを明ら
加や「空白の期間」の支援に係る区市町村の取組の充実に向けたマニュ
かにしていくことが必要
アル等の作成により、共生社会の実現を支える研究を推進
○
東京都医学総合研究所にて、患者の脳に蓄積したタンパク質凝集体を
高純度で抽出できる独自に開発した生化学的抽出手法を用いて、認知症
発症メカニズムの解明を進め、治療法・予防法の開発に向けた基礎研究
を推進
○
東京都医学総合研究所と協働して、行動・心理症状の改善が期待され
る「日本版BPSDケアプログラム」の普及を図る
17