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【先進医療会議】議題2 別紙3先進医療Aに係る新規技術の科学的評価等について (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50847.html |
出典情報 | 先進医療合同会議(第140回先進医療会議、第171回先進医療技術審査部会 2/6)《厚生労働省》 |
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技術の概要 先進医療の名称;腹腔鏡下卵巣癌・卵管癌・腹膜癌手術
先進性;
本邦では卵巣癌、卵管癌、腹膜癌に対
する手術は開腹手術が標準術式となっ
ている。NCCNのガイドラインでは本手術
を腹腔鏡を使用して行うことが認められ、
海外ではすでに低侵襲手術が行われて
いる。開腹手術に比較し腹腔鏡下卵巣
癌・卵管癌・腹膜癌手術を行うことで、多
くの患者にとって早期回復に伴う早期の
化学療法の導入や、出血量の減少によ
る輸血の機会の減少が期待できる。
小さな手術創で手術を行う外映像
概要;
手術の概要は従来行われて来た腹式子宮付属器悪性腫瘍術を腹腔鏡下に再
現する。
1)摘出可能と判断される卵巣癌(卵管癌や腹膜癌、境界悪性卵巣腫瘍も含む)
2)術前治療を行った後、摘出可能と判断される卵巣癌(卵管癌や腹膜癌も含
む、境界悪性卵巣腫瘍も含む)
腹腔鏡下に手術を行い安全性、有効性について検証する。
Primary endpoint;手術日から30日以内の医療介入を必要とする周術期合併症
(腸閉塞、感染、臓器損傷等)の発生
Secondary endpoint;手術情報(患者のQOL、手術情報(手術時間、出血量、輸
血の有無、リンパ節郭清度(摘出した骨盤リンパ節数、傍大動脈リンパ節数)、
子宮、卵巣、大網、リンパ節以外の摘出臓器(場所、大きさ)、肉眼的根治度
(残存腫瘍の大きさ)、腹腔鏡手術から開腹手術に移行の有無、術後入院日
数))、患者のQOL情報
腹腔鏡ならではの骨盤深部の詳細な映像で、開腹手術で行われる視野を
腹腔鏡で再現
効果;
本手術は技術的な困難さから手術時間の延長が予想されたが、当院の開腹術に比べて合併症の増加
はなく、出血量に関しては減少(平均53ml)し、輸血の必要性はほぼない。さらに術式が開腹に比べて低
10
侵襲であることから、早期離床、早期退院が可能となり入院に伴う総医療費は減少する。
先進性;
本邦では卵巣癌、卵管癌、腹膜癌に対
する手術は開腹手術が標準術式となっ
ている。NCCNのガイドラインでは本手術
を腹腔鏡を使用して行うことが認められ、
海外ではすでに低侵襲手術が行われて
いる。開腹手術に比較し腹腔鏡下卵巣
癌・卵管癌・腹膜癌手術を行うことで、多
くの患者にとって早期回復に伴う早期の
化学療法の導入や、出血量の減少によ
る輸血の機会の減少が期待できる。
小さな手術創で手術を行う外映像
概要;
手術の概要は従来行われて来た腹式子宮付属器悪性腫瘍術を腹腔鏡下に再
現する。
1)摘出可能と判断される卵巣癌(卵管癌や腹膜癌、境界悪性卵巣腫瘍も含む)
2)術前治療を行った後、摘出可能と判断される卵巣癌(卵管癌や腹膜癌も含
む、境界悪性卵巣腫瘍も含む)
腹腔鏡下に手術を行い安全性、有効性について検証する。
Primary endpoint;手術日から30日以内の医療介入を必要とする周術期合併症
(腸閉塞、感染、臓器損傷等)の発生
Secondary endpoint;手術情報(患者のQOL、手術情報(手術時間、出血量、輸
血の有無、リンパ節郭清度(摘出した骨盤リンパ節数、傍大動脈リンパ節数)、
子宮、卵巣、大網、リンパ節以外の摘出臓器(場所、大きさ)、肉眼的根治度
(残存腫瘍の大きさ)、腹腔鏡手術から開腹手術に移行の有無、術後入院日
数))、患者のQOL情報
腹腔鏡ならではの骨盤深部の詳細な映像で、開腹手術で行われる視野を
腹腔鏡で再現
効果;
本手術は技術的な困難さから手術時間の延長が予想されたが、当院の開腹術に比べて合併症の増加
はなく、出血量に関しては減少(平均53ml)し、輸血の必要性はほぼない。さらに術式が開腹に比べて低
10
侵襲であることから、早期離床、早期退院が可能となり入院に伴う総医療費は減少する。