研究の概要
【背景】
・令和5年3月に取りまとめられた「情報通信機器を用いた精神療法に係る指針」において、情報通信機
器を用いた精神療法(以下、「オンライン精神療法」という。)は、「地域における外来・在宅に類する精神
医療の提供のあり方の一つとして位置づけた上で、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの考え
方に沿った提供体制を構築することが適当である」とされている。
【目的】
・情報通信機器を効果的に活用しながら、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推進す
る（＝適切なオンライン診療の普及促進）
【内容】
・医療機関、患者、自治体等へのヒアリングを通した好事例の収集
・医療機関等が参考にすることで、適切なオンライン精神療法の実施につながる手引き書の策定
【期待される効果】
・適切なオンライン診療の普及促進。地域におけるオンライン精神療法の活用に係る利益や課題が明ら
かになることで、今後の政策立案の参考情報となる。
25