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資料2-34 ワクチン接種後のGBS報告一覧[505KB] (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00138.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第106回 4/14)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和7年度第1回 4/14)(合同開催)《厚生労働省》 |
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別紙2
医療機関からの副反応疑い報告状況について
ワクチン接種後のギラン・バレー症候群(GBS)が疑われる症例(症例経過)
症例No.
2
症例経過
医師より、医薬品医療機器総合機構経由で13歳女性患者の情報を入手。
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1ヶ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等)はなく、家族歴は報告されていない。原疾患・合併症はなく、デキストロメトルファン臭化水
素酸塩水和物(メジコン)によるふるえの副作用歴があった。
子宮頸がん予防のため、組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)注射剤 (ガーダシ
ル水性懸濁筋注シリンジ)(2回目)0.5ml×1回/日を2013/04/05に筋肉内接種した。
その他の併用薬はなかった。
2013/04/05、組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)0.5ml×1回/日の1回目接種
(ロット番号:90N07R)。
日付不明、頭痛が発現。
日付不明、頭痛の転帰不明。
2013/06/05、組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)0.5ml×1回/日の2回目接種
(ロット番号:90N08R)。
日付不明、ふらつきが発現。
日付不明、ふらつきの転帰不明。
2013/06/07、頭痛・嘔吐あり。
2013/06/12~14、頭痛・嘔吐あり。
日付不明、頭痛・嘔吐の転帰不明。
2014/02/24、20:30、自宅浴室で倒れていた所を発見。「けいれん様」発作(意識消失発作)を認めK医療セン
ターを受診。全般てんかんが発現。
日付不明、脳波検査にて特に異常を認めなかったので様子観察のみとした。
2014/05/29、13:30、学校の教室で倒れていた所を発見(「2014/05/02、学校にて全身が強直する『けいれん
様』発作を認めた。」との報告もあり)。意識消失発作でK医療センターへ救急搬送され、再検査の脳波でも異
常は認めなかったが「てんかん」の可能性も否定できずバルプロ酸ナトリウム(デパケン)の内服開始。
日付不明、痙攣様の発作も認めず安定していた。
2014/09/01、ヒステリー発作(1回目)発現。2学期始業の日14:00頃、四肢麻痺、筋力低下、歩行障害、が発
現、進行あり。急に上肢のしびれから始まり、四肢末端のしびれ、筋力低下、歩行困難、全身脱力などを訴え
治療加療目的に、同日、K医療センターにギランバレー症候群の診断で入院となった。同日施行した頭部MRI
に異常なし。
2014/09/02、誘発筋電図:異常なし(神経伝導速度は正常)。
神経内科受診するも、筋力低下、歩行困難を呈するも神経学的には異常なしとの評価。
日付不明、当初は、Guillan-Barre症候群などの神経疾患も疑ったが「しびれ」、「麻痺」、「筋力低下」などの部
位が一定の傾向を呈することなく不定愁訴的に変動していた。さらに、頭部MRI、神経伝達速度なども全く異常
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医療機関からの副反応疑い報告状況について
ワクチン接種後のギラン・バレー症候群(GBS)が疑われる症例(症例経過)
症例No.
2
症例経過
医師より、医薬品医療機器総合機構経由で13歳女性患者の情報を入手。
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1ヶ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作
用歴、発育状況等)はなく、家族歴は報告されていない。原疾患・合併症はなく、デキストロメトルファン臭化水
素酸塩水和物(メジコン)によるふるえの副作用歴があった。
子宮頸がん予防のため、組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)注射剤 (ガーダシ
ル水性懸濁筋注シリンジ)(2回目)0.5ml×1回/日を2013/04/05に筋肉内接種した。
その他の併用薬はなかった。
2013/04/05、組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)0.5ml×1回/日の1回目接種
(ロット番号:90N07R)。
日付不明、頭痛が発現。
日付不明、頭痛の転帰不明。
2013/06/05、組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)0.5ml×1回/日の2回目接種
(ロット番号:90N08R)。
日付不明、ふらつきが発現。
日付不明、ふらつきの転帰不明。
2013/06/07、頭痛・嘔吐あり。
2013/06/12~14、頭痛・嘔吐あり。
日付不明、頭痛・嘔吐の転帰不明。
2014/02/24、20:30、自宅浴室で倒れていた所を発見。「けいれん様」発作(意識消失発作)を認めK医療セン
ターを受診。全般てんかんが発現。
日付不明、脳波検査にて特に異常を認めなかったので様子観察のみとした。
2014/05/29、13:30、学校の教室で倒れていた所を発見(「2014/05/02、学校にて全身が強直する『けいれん
様』発作を認めた。」との報告もあり)。意識消失発作でK医療センターへ救急搬送され、再検査の脳波でも異
常は認めなかったが「てんかん」の可能性も否定できずバルプロ酸ナトリウム(デパケン)の内服開始。
日付不明、痙攣様の発作も認めず安定していた。
2014/09/01、ヒステリー発作(1回目)発現。2学期始業の日14:00頃、四肢麻痺、筋力低下、歩行障害、が発
現、進行あり。急に上肢のしびれから始まり、四肢末端のしびれ、筋力低下、歩行困難、全身脱力などを訴え
治療加療目的に、同日、K医療センターにギランバレー症候群の診断で入院となった。同日施行した頭部MRI
に異常なし。
2014/09/02、誘発筋電図:異常なし(神経伝導速度は正常)。
神経内科受診するも、筋力低下、歩行困難を呈するも神経学的には異常なしとの評価。
日付不明、当初は、Guillan-Barre症候群などの神経疾患も疑ったが「しびれ」、「麻痺」、「筋力低下」などの部
位が一定の傾向を呈することなく不定愁訴的に変動していた。さらに、頭部MRI、神経伝達速度なども全く異常
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