施設調査の結果⑧
＜緊急事態宣言期間中に行った患者の受療行動の変化に際して行った対応と患者の健康影響等＞（報告書p179）

緊急事態宣言の発出があった月から解除された月（令和２年４月１日～５月31日）において、患者の受療行
動の変化に際して行った各対応で、対応を行った患者が「かなりいた」、「多少いた」、「あまりいなかった」、「ほ
とんどいなかった」のいずれかを回答した場合、その患者の健康影響について尋ねたところ、以下のとおりで
あった。
【前ページの各対応を行った患者が「かなりいた」、「多少いた」、「あまり
いなかった」、「ほとんどいなかった」場合の患者の健康影響】

【左問で健康影響が「かなりあった」、「多少あった」、「あまりなかった」場合：
患者の健康影響に関する具体的内容】

図表2 - 150 緊急事態宣言期間中に各対応を行った患者がいた場合の
患者の健康影響（複数回答）
調査数

かなり
あった

多少
あった

図表2 - 151 患者の健康影響の具体的内容に最もあてはまるもの（単数回答）

（単位： 施設）
ほとんど 無回答
なかった

あまり
なかった

調査数

救急外来を 入院加療が 重篤な疾患 通常以上の 通常以上の
受診した 必要となった の発見が遅 運動機能の 認知機能の
れた
低下がみら 低下がみら
れた
れた

（単位： 施設）
無回答

イ. 患者の希望があり受診間隔を伸ばした

281

1

12

9

242

17

イ. 患者の希望があり受診間隔を伸ばした

22

9

-

1

2

2

8

ロ. 検査・処置を中断・延期した

271

1

9

13

232

16

ロ. 検査・処置を中断・延期した

23

7

1

1

1

-

13

ハ. 通常の対応から変更し、日時を指定した完全予
約制による対面での診療を実施した

105

-

2

10

81

12

ハ. 通常の対応から変更し、日時を指定した完全予
約制による対面での診療を実施した

12

3

1

-

1

-

7

ニ. 患者の希望に応じて電話・ICT を用いた診察を実
施した

263

1

6

12

224

20

ニ. 患者の希望に応じて電話・ICT を用いた診察を実
施した

19

4

-

-

3

-

12

ホ. 処方を長期化した

305

2

5

14

264

20

ホ. 処方を長期化した

21

3

1

-

6

1

10

11

-

-

1

9

1

1

1

-

-

-

-

-

ヘ. その他

ヘ. その他

10