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資料3-3:小室委員提出資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27052.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第8回 7/29)《厚生労働省》
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心血管病におけるゲノム・オミックス研究の有用性・必要性
超高齢化で心血管病の患者数・死亡者数が増加している 課題

発症機序が不明なため予防法、治療法が未確立

心血管病では、「生まれつきの」遺伝子異常(変化)が発症に関係している
vs がんはがん組織に新たに発生した遺伝子異常による

ゲノムDNAの異常

心血管病の一部
単一遺伝子異常

強力な 因果関係
がんと心血管病は異なる

発症
難治性遺伝病

心筋症(重症心不全)
家族性大動脈解離
遺伝性突然死

遺伝子異常を予め知ることが
診断、最適治療選択に直結

心血管病の大部分
複数の軽度
遺伝子変化
(SNPs)

コレステロール, 高血圧, 糖尿病
肥満, タバコ

50%

50%

発症リスク
コモン ディジーズ
心筋梗塞
心不全

心房細動
脳卒中

予防できる疾患であり、遺伝子変化を
予め知ることで個別の予防策を立てる
ことが可能に

遺伝子異常検出が心血管病の診断や予後予測、治療選択・予防策に直結し (精密先制医療実現)
さらに、疾患の根本的理解と新しい治療法の開発につながる