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資料3-3:小室委員提出資料 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27052.html |
出典情報 | 循環器病対策推進協議会(第8回 7/29)《厚生労働省》 |
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循環器系多因子疾患における
ゲノム・オミックス研究
多遺伝子リスクスコア(PRS)
*PRS: Polygenic Risk Score
臨床での疾患予防、
重症度予測、治療
方針決定に有用
ゲノムの疾患発症への寄与
遺伝的
要因
環境的
PRS
要因
心房細動62%
虚血性心疾患50-60%
虚血性心疾患
オッズ比
Top 10%
Top 5%
Top 1%
Top 0.5%
主要多因子循環器疾患において疾患発
症の50%以上を遺伝的要因が占める
World J Cardiol. 2016;8:1–23.
Circ Arrhythm Electrophysiol. 2009;2:378–383.
病態解明・因果関係証明
主要循環器疾患で150
以上の疾患関連遺伝子
を同定し病態を解明
Nat
Nat
Nat
Nat
Genet. 2018;50:1225.
Genet. 2018;50:1234
Rev Genet. 2017;18:331-344
Genet. 2020;52:1169
虚血性心疾患とリスク
因子の因果関係を証明
BMJ. 2011;342:d548 Lancet 2012;379:1214
Nat Genet. 2013;45:1345
Nat Comm 2020;11:2254.
Nat Genet. 2021;53:128-134.
例:PCSK9阻害薬(実用化済)
ANGPTL3,ANGPTL4阻害薬(治験中)
ゲノム・オミックス研究のサポートにより
薬剤臨床開発の成功率が2倍
ドラッグ・リポジショニングにも貢献
MRなどの手法によるゲノムドリブン創薬
Nat Genet. 2015;47:856
https://www.clinicaltrials.gov
多遺伝子リスクスコ
アの臨床実装に向け
て160の前向き試験
が登録(2022年5月)
→精密医療の実現へ
(欧米)
PRS上位者は
2.89
単一遺伝子病変異保持者 臨床応用にむけたPRSのエビデンス
3.34
構築研究(前向き研究、EHRネット
4.58 と同等のリスク
5.17
ワーク構築→新たにバイオバンクを
単一遺伝子病でも原因遺伝
作ることなく既存のリソースを利活
*EHR:Electoronic Health Record 電子医療記録
子変異に加えて
用)
疾患重症度の層別化に有効
N Engl J Med 2016;375:2349 Nat Genet 2018;50:1219
JACC 2018;72:1883
Circulation. 2016;133:1181
Eur Heart J. 2016;37: 3267
Nat Comm. 2020;11:3635
ゲノム創薬
今後の展開
Nat Comm. 2016;7:10531
Circulation. 2019;140:819
(欧米)心血管各組織・細胞のオミッ
クス情報蓄積のための政府主導また
は国を跨いだ大規模プロジェクト
と、それによる多臓器ネットワーク
Cardio Res 2022;1:85–100. Nature 2017:550:204–213
解明 Nat
Epigenetics Chromatin. 2019;12:77. .
ゲノム・オミックス研究
多遺伝子リスクスコア(PRS)
*PRS: Polygenic Risk Score
臨床での疾患予防、
重症度予測、治療
方針決定に有用
ゲノムの疾患発症への寄与
遺伝的
要因
環境的
PRS
要因
心房細動62%
虚血性心疾患50-60%
虚血性心疾患
オッズ比
Top 10%
Top 5%
Top 1%
Top 0.5%
主要多因子循環器疾患において疾患発
症の50%以上を遺伝的要因が占める
World J Cardiol. 2016;8:1–23.
Circ Arrhythm Electrophysiol. 2009;2:378–383.
病態解明・因果関係証明
主要循環器疾患で150
以上の疾患関連遺伝子
を同定し病態を解明
Nat
Nat
Nat
Nat
Genet. 2018;50:1225.
Genet. 2018;50:1234
Rev Genet. 2017;18:331-344
Genet. 2020;52:1169
虚血性心疾患とリスク
因子の因果関係を証明
BMJ. 2011;342:d548 Lancet 2012;379:1214
Nat Genet. 2013;45:1345
Nat Comm 2020;11:2254.
Nat Genet. 2021;53:128-134.
例:PCSK9阻害薬(実用化済)
ANGPTL3,ANGPTL4阻害薬(治験中)
ゲノム・オミックス研究のサポートにより
薬剤臨床開発の成功率が2倍
ドラッグ・リポジショニングにも貢献
MRなどの手法によるゲノムドリブン創薬
Nat Genet. 2015;47:856
https://www.clinicaltrials.gov
多遺伝子リスクスコ
アの臨床実装に向け
て160の前向き試験
が登録(2022年5月)
→精密医療の実現へ
(欧米)
PRS上位者は
2.89
単一遺伝子病変異保持者 臨床応用にむけたPRSのエビデンス
3.34
構築研究(前向き研究、EHRネット
4.58 と同等のリスク
5.17
ワーク構築→新たにバイオバンクを
単一遺伝子病でも原因遺伝
作ることなく既存のリソースを利活
*EHR:Electoronic Health Record 電子医療記録
子変異に加えて
用)
疾患重症度の層別化に有効
N Engl J Med 2016;375:2349 Nat Genet 2018;50:1219
JACC 2018;72:1883
Circulation. 2016;133:1181
Eur Heart J. 2016;37: 3267
Nat Comm. 2020;11:3635
ゲノム創薬
今後の展開
Nat Comm. 2016;7:10531
Circulation. 2019;140:819
(欧米)心血管各組織・細胞のオミッ
クス情報蓄積のための政府主導また
は国を跨いだ大規模プロジェクト
と、それによる多臓器ネットワーク
Cardio Res 2022;1:85–100. Nature 2017:550:204–213
解明 Nat
Epigenetics Chromatin. 2019;12:77. .