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05【資料3】オミクロン株対応ワクチンについて (第二次とりまとめ) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27763.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第36回 9/2)《厚生労働省》
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オミクロン株対応ワクチンについて(第二次取りまとめ)
令和4年8月 24 日
新型コロナワクチンの製造株に関する検討会

1.オミクロン株対応ワクチンの導入について


厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会了解の下で設置された新型コロナワクチンの製造株
に関する検討会(以下「検討会」という。)では、今秋のオミクロン株対応ワクチンの導入の考え
方について、「従来の武漢株とオミクロン株との間の抗原性の差と比較すれば、オミクロン株の中
での亜系統間での抗原性の差は大きくないため、株の種類にかかわらず、わが国で利用可能とな
るオミクロン株の成分を含むワクチンへなるべく早く切り替えることが妥当である」とされた。
ワクチン製造販売業者(以下「企業」という。
)等からの情報を踏まえた結果、わが国でいち早く

利用可能となる、武漢株とオミクロン株を含む2価のワクチン(以下「2価のオミクロン株対応ワ
クチン」という。
)のうち、「BA.1 対応型」で開始することが提案された(令和4年8月4日)。


第 34 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(令和4年8月8日開催)において、2価の
オミクロン株対応ワクチン(BA.1 対応型)の導入は令和4年 10 月半ば以降となることを見込ん
で、初回接種を終了した全ての者に対する接種の準備を進めることとされた。



その後、企業と調整を進める中で、2価のオミクロン株対応ワクチン(BA.1 対応型)の輸入が
前倒しされる等、薬事承認を前提に、令和4年9月半ばには当該ワクチンから順次国内配送が見
込まれることとなった。



こうした事情を受け、検討会では、オミクロン株対応ワクチンの導入方針を以下のとおり修正
し、分科会へ提案する。すなわち、


初回接種を終了した全ての者に対する2価のオミクロン株対応ワクチンの接種について、
国と自治体は、接種の準備を引き続き行い、令和4年 10 月半ばを目途としつつ、準備でき次
第開始する。

・ それまでの間、重症化リスクが高い等の理由で現在、接種が行われている4回目接種の対象
者に対して使用が認められているワクチンを、これまでの1価の従来型ワクチン(武漢株)
から、同年9月半ばから順次配送され、わが国でいち早く利用可能となる2価のオミクロン
株対応ワクチン(BA1対応型)へ早期に切り替えること。
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