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05【資料3】オミクロン株対応ワクチンについて (第二次とりまとめ) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27763.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第36回 9/2)《厚生労働省》
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1.

Zhang Z, Mateus M, et al. Humoral and cellular immune memory to four COVID-19 vaccines. Cell 185, 2434–2451, July 7, 2022

※1 pseudo virus

(記憶Tリンパ球)

スパイク特異的CD8+細胞の割合の推移

PSV1)中和抗体価の推移

※ T1: ワクチン接種前 T2: 接種後15±4日 T3: 45±6日 T4: 105±6日 T5: 185±9日

結果:
抗体価は接種後45日程度まで上昇し、その後
速やかに減弱する。
一方で、スパイク特異的な記憶Tリンパ球
(ヘルパー)、記憶Tリンパ球、記憶Bリン
パ球は、比較的長期間維持された。

方法:mRNA-1273(モデルナ社ワクチン)、
BNT162b2(ファイザー社ワクチン)、
AD26.COV2.S(ヤンセン社ワクチン)、
NVX-CoV2373(ノババックス社ワクチン)
をそれぞれ2回接種した群について、血中の
中和抗体価及び記憶リンパ球を6ヶ月程度追
跡した。

Zhang et al1(Cell, 2022)

記憶Bリンパ球の割合の推移

(記憶Tリンパ球(ヘルパー))

4

スパイク特異的CD4+細胞の割合の推移

新型コロナワクチン(武漢株)により誘導される記憶リンパ球は、血中の抗体価と比較して長期
間維持されることが示されている。

記憶リンパ球の持続性