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05【資料3】オミクロン株対応ワクチンについて (第二次とりまとめ) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27763.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第36回 9/2)《厚生労働省》
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2022年8月20日時点

いずれも予防接種室による仮訳。英文は参考資料を参照
1 WHO, 2022. Interim statement on the composition of current COVID-19 vaccines https://www.who.int/news/item/17-06-2022-interim-statement-on--the-composition-ofcurrent-COVID-19-vaccines [Accessed June 17, 2022].
2 FDA, 2022. FDA STATEMENT Coronavirus (COVID-19) Update: FDA Recommends Inclusion of Omicron BA.4/5 Component for COVID-19 Vaccine Booster Doses
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-fda-recommends-inclusion-omicron-ba45-component-covid-19-vaccine-booster
[Accessed July 4, 2022].
3 https://www.ema.europa.eu/en/medicines/human/EPAR/comirnaty, https://www.ema.europa.eu/en/medicines/human/EPAR/spikevax [Accessed August 2, 2022].

オミクロン株BA.1亜系統と武漢株を含む二価ワクチンの評価を開始している3。

8

オミクロン株対応ワクチンについて、二価ワクチンに加えるオミクロン株の亜系統(BA.1, BA. 4/5等)によって大き
な差があるとは認識しておらず、現時点で絞り込みは行っていない。

EMAの見解(抄)[2022年7月22日]

FDAは、製造販売業者に対して、オミクロン株(BA.4/5)の成分を含む2価の追加接種用ワクチンを開発するよう、
COVID-19ワクチンを改良することを検討するよう勧告した。これにより、改良されたワクチンが、2022年秋の初め
から中頃に利用できるようになる可能性がある。

2022/6/28の会議において、大多数の委員が、2022年秋に実施する追加接種に使用されるワクチンに、オミクロン株
の成分を含めることに賛成した。

FDAの見解2 (抄、仮訳)[2022年6月30日]

従来株より免疫学的に最も遠いオミクロン株を、改良型の新型コロナワクチンの構成として含み、初回接種をすで
に実施した者を対象に追加接種を実施することが、有益である可能性がある。

さらなる変異に関する不確実性を踏まえれば、重症化及び死亡への予防効果を維持しながら、流行している、又は
新たに発生する変異株への幅広い免疫を獲得していくことが堅実であると考えられる

WHO(世界保健機関)による暫定的な見解1(抄、仮訳)[2022年6月17日]

オミクロン株対応ワクチンについて、WHO、米国FDA及び欧州EMAは次のような見解を示している。

2022年秋以降の新型コロナワクチン追加接種の諸外国の見解

第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン
分科会(令和4年8月8日)資料