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資料6 大賀委員提出資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28073.html
出典情報 がん対策推進協議会(第82回 9/20)《厚生労働省》
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小児・AYA世代のがん診療における2年間の進歩
①ゲノム医療

正確な診断

②造血免疫細胞・分子標的療法

固形腫瘍を生検 病理・遺伝子診断
EWS-FLI転座→ Ewing肉腫と診断治療
骨髄の白血病細胞
IgH-MYC転座→ リンパ腫の骨髄転移
B前駆細胞白血病
ETV6-RUNX1転座が陽性
高い無病生存率→ 化学療法を軽減
TCF3-HLF転座が陽性
低い無病生存率→ 化学療法を強化

治療の応用
造血細胞移植
層別化
間葉系細胞
反応性:
CAR-T細胞
微小残存病変
標的治療薬の適応 慢性骨髄性白血病(CML) BCR-ABL1転座
TKI:チロシンキナーゼ阻害剤
薬剤代謝の多型
イマチニブ/ダサチニブ/ニロチニブ
→ CML長期生存率:90%以上
成長などへの影響から中止可能か?

遺伝カウンセリング
体細胞か?生殖細胞か?

がん遺伝子パネル(profiling)検査
Foundation One®,
NCCオンコパネルTM,
CDX, PleSSision
遺伝性腫瘍パネル検査
myRisk®, VistaSeq®,
CancerNext®
造血器腫瘍は“偶然の積み重ね”で発症
し, 遺伝的背景の関与は限定的とされて
きたが, 発症には遺伝的好発素因(
predisposition)がこれまで想定されて
いたよりも関与する →
生殖細胞系列変異(pathogenic
germline variant)の取り扱い

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