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資料6 大賀委員提出資料 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28073.html |
出典情報 | がん対策推進協議会(第82回 9/20)《厚生労働省》 |
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AYA世代のがんの課題
AYA世代がんの分類
AYA世代がんの種類
2016 全国がん登録データより
1)白血病やリンパ腫など小児科、内科に共通な疾患
2)骨軟部腫瘍、脳腫瘍など外科系診療科がメインである疾患
3)胃がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、子宮がんなど成人
に比較的多く認められるがん
4)希少がんで、発症部位や診断名が多岐にわたるもの
5)小児がん経験者の二次がんとして発症するAYAがん
Matsumoto K, et al. Pediatr Int (2022) 64, e15119
疾患、年齢に応じた成人診療科との連携が必要
AYA世代がんは、A世代(15~19歳)とYA世代(20~39歳)に分かれ、それぞれで疾患は
異なり、課題も異なる。成人診療科の中でも、AYAがんの認知度は差があり、成人診療科との
連携は、年齢と疾患によって分けて考える必要がある。一部の白血病などでの連携は必要であ
るが、大多数を占める成人診療科特有のがんに関しては連携はそれほど重要ではない可能性が
ある。長期フォローアップや小児でもみられる希少がんに関しては、小児でのノウハウを成人
6
診療科と共有する必要があるものと考える。
AYA世代がんの分類
AYA世代がんの種類
2016 全国がん登録データより
1)白血病やリンパ腫など小児科、内科に共通な疾患
2)骨軟部腫瘍、脳腫瘍など外科系診療科がメインである疾患
3)胃がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、子宮がんなど成人
に比較的多く認められるがん
4)希少がんで、発症部位や診断名が多岐にわたるもの
5)小児がん経験者の二次がんとして発症するAYAがん
Matsumoto K, et al. Pediatr Int (2022) 64, e15119
疾患、年齢に応じた成人診療科との連携が必要
AYA世代がんは、A世代(15~19歳)とYA世代(20~39歳)に分かれ、それぞれで疾患は
異なり、課題も異なる。成人診療科の中でも、AYAがんの認知度は差があり、成人診療科との
連携は、年齢と疾患によって分けて考える必要がある。一部の白血病などでの連携は必要であ
るが、大多数を占める成人診療科特有のがんに関しては連携はそれほど重要ではない可能性が
ある。長期フォローアップや小児でもみられる希少がんに関しては、小児でのノウハウを成人
6
診療科と共有する必要があるものと考える。