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財政総論 (28 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20220926.html
出典情報 財政制度分科会(9/26)《財務省》
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防衛⼒の5年以内の抜本的強化に向けた論点

防衛

⃝ 三⽂書の策定に当たっては、「防衛⼒を5年以内に抜本的に強化する」ため、財政余⼒を確保しつつ、我が国が持
てる⼒、すなわち経済⼒を含めた国⼒を総合し、あらゆる政策⼿段を組み合わせて対応していく必要。
⃝ 年末に向けて、新たに設置された「有識者会議」を含め、防衛⼒強化の内容、⾦額、財源を三位⼀体として検討し
ていく上で、限られた資源を最⼤限有効に活⽤するため、防衛費の内容や⾦額について、実効性、実現可能性、国
⼒としての防衛⼒の観点から国⺠の理解と納得を得ていくべきではないか。
⃝ その際、防衛費は⼀時的な経費ではなく、恒常的に⽀出される経費であることに留意すべきではないか。
実効性
⃝ ⽇⽶同盟等に関する国⺠の理解と信頼を踏まえ、⽶国を中⼼とした同盟国・同志国との連携を前提としているか。
⃝ 周辺国が⽇本への侵攻を思いとどまらせることに真に資するか。
⃝ 既存事業の⾒直しを含め、防衛省⾃⾝が⼗分に効率化・合理化を図っているか。
⃝ 具体的な事態を想定し、費⽤対効果の⾼い装備品・研究開発等を優先しているか。
⃝ 防衛技術・産業基盤について、世界で通⽤する強みを追求した持続的な発展に向かっているか。
実現可能性
○ 開発、計画、調達、訓練、運⽤、そして具体的な装備品・弾薬配備に係る地元調整を含め、 現実的に「5年以
内」の防衛⼒の抜本的な強化に資するか。
国⼒としての防衛⼒
⃝ 国⼒としての総合的な防衛⼒を強化するため、防衛省のみならず、関係省庁の施策・資源を総動員しているか。

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