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財政総論 (33 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20220926.html
出典情報 財政制度分科会(9/26)《財務省》
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こども

⼦育て世帯に対する⽀援の国際⽐較

○ 我が国の「家族関係社会⽀出」(対GDP⽐)は、近年、消費税財源等を活⽤し、保育の受け⽫拡⼤や幼
児教育・保育の無償化(3歳〜5歳)などを実施してきたことにより、⼤きく増加し、OECD平均に近づいてき
ている。また、こども1⼈当たりでみれば、OECD平均を上回る。
◆家族関係社会⽀出の国際⽐較

◆家族関係社会⽀出の推移
2.5 (%)

待機児童ゼロに向けた受け⽫整備

OECD平均(2017年度、2.1%)
2.0

1.5

1.0

対名⽬GDP⽐
消費税率引上げ
(5%→8%)

消費税率引上げ
(8%→10%)

幼児教育
・保育の
無償化

0.5

0.0
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
(年度)

家族関係社会⽀出
(対GDP⽐)

5歳以下⼈⼝1⼈当たり
家族関係社会⽀出
(対国⺠1⼈あたりGDP⽐)

スウェーデン

3.4%

スウェーデン

47.4%

イギリス

3.2%

イギリス

44.1%

フランス

2.9%

ドイツ

43.0%

ドイツ

2.3%

フランス

41.0%

OECD平均

2.1%

⽇本(2019年度)

37.4%

⽇本(2019年度)

1.7%

OECD平均

31.6%

アメリカ

0.6%

アメリカ

8.5%

(注)他の国・OECD平均の計数は、2017年・年度(2022年7⽉14⽇時点)。

(注)出産育児⼀時⾦等は家族関係社会⽀出以外の⽀出(保健関係社会⽀出)に
分類されているなど、家族関係社会⽀出と⼦ども・⼦育て⽀援が必ずしも⼀致するもので
はないことに留意する必要。また、2020年度の計数は、新型コロナウイルス感染症の
拡⼤に伴う影響(臨時の給付やGDPの減少等)に留意する必要がある。
(出所)家族関係社会⽀出について、⽇本は国⽴社会保障・⼈⼝問題研究所「社会保障費⽤統計」、諸外国・OECD平均はOECD ❝Social Expenditure Database❞。
⼈⼝等はOECD ❝Education at a Glance 2021❞。

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