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予診票の確認のポイント Ver 8.0 (令和4年9月 29 日版) (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/000928832.pdf |
出典情報 | 予診票の確認のポイント Ver 8.0 (令和4年9月 29 日版) 《厚生労働省》 |
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(解説)
「はい」の場合は、どのように具合が悪いかにより、予診医が接種の可否を判断してください。
その場合、予診医が確認の上で判断したことが明確になるよう、
「医師記入欄」へ接種が可能であるか否かの記載を行
うことが望ましいと考えられます。
9 けいれん(ひきつけ)を起こしたことがありますか。
確認のポイント
小児期の熱性けいれんなどの既往のみでは、接種不適当者にはなりません。
現在において、けいれん発作が起こる方も、けいれん発作状況が十分に把握されており、病状と体
調が安定していれば、主治医(予診医)が適切と判断した場合には接種しても差し支えありません。
(解説)
けいれんの原因診断がついている場合には、その疾患の主治医と相談の上、予防接種の実施について検討します。接
種後に発熱を認めることがあるため、発熱によってけいれん発作が生じやすいとされているてんかん患者や熱性けいれ
んの既往のある小児については、発熱が生じた場合の発作予防策と発作時の対策を設定・指導してください。
10 薬や食品などで、重いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがありますか。
確認のポイント
接種するワクチンの成分に対し重度の過敏症の既往のある人は、接種不適当者に該当します。
1回目の接種でアナフィラキシーを起こした人は、2回目以降に同じワクチンを接種することは
できません。また、2回目の接種でアナフィラキシーを起こした人は、3回目に同じワクチンを
接種することはできません。
食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む。)
、蕁麻
疹、アレルギー体質などだけでは、接種不適当者にはならず、接種するワクチンの成分に関係の
ないものに対するアレルギーを持つ方も接種は可能です。
ただし、即時型のアレルギー反応の既往歴がある人は、通常 15 分間の経過観察のところ、それ
より長く、接種後 30 分間の経過観察をします。
(解説)
ファイザー社のワクチン及びモデルナ社ワクチンに含まれるポリエチレングリコールや、アストラゼネカ社ワクチン
及び武田社ワクチン(ノババックス)に含まれ、ポリエチレングリコールとの交差反応性が懸念されているポリソルベ
ートを含む医薬品については、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページで検索することができます。また、ポ
リエチレングリコールは、大腸の検査をする時に用いる腸管洗浄剤、医薬品・医薬品添加物、ヘアケア製品、スキンケ
ア製品、洗剤など、さまざまな用途に使用されています。ポリソルベートは既存のワクチン(11「これまでに予防接種
を受けて具合が悪くなったことはありますか。」参照)などの医薬品の他、乳化剤として様々な食品に用いられていま
す。
ポリエチレングリコールに対して重度の過敏症の既往が明らかな方は、ファイザー社のワクチン及びモデルナ社ワク
チンの接種不適当者に該当します。ポリソルベートに対して重度の過敏症の既往が明らかな方は、アストラゼネカ社ワ
クチン及び武田社ワクチン(ノババックス)の接種不適当者に該当します。
また、ポリソルベートに対して重度の過敏症の既往がある方へのファイザー社のワクチン又はモデルナ社ワクチンの
接種や、ポリエチレングリコールに対して重度の過敏症の既往がある方へのアストラゼネカ社ワクチン又は武田社ワク
チン(ノババックス)の接種のように、交差反応性が懸念される添加剤を含むワクチンを接種する場合、専門医による
適切な評価とアナフィラキシーなどの重度の過敏症発症時の十分な対応ができる体制のもとで行うことが望ましいと
されています。12 歳以上の方が、1回目と2回目の接種で異なる新型コロナワクチンを希望する場合、1「新型コロナ
9
「はい」の場合は、どのように具合が悪いかにより、予診医が接種の可否を判断してください。
その場合、予診医が確認の上で判断したことが明確になるよう、
「医師記入欄」へ接種が可能であるか否かの記載を行
うことが望ましいと考えられます。
9 けいれん(ひきつけ)を起こしたことがありますか。
確認のポイント
小児期の熱性けいれんなどの既往のみでは、接種不適当者にはなりません。
現在において、けいれん発作が起こる方も、けいれん発作状況が十分に把握されており、病状と体
調が安定していれば、主治医(予診医)が適切と判断した場合には接種しても差し支えありません。
(解説)
けいれんの原因診断がついている場合には、その疾患の主治医と相談の上、予防接種の実施について検討します。接
種後に発熱を認めることがあるため、発熱によってけいれん発作が生じやすいとされているてんかん患者や熱性けいれ
んの既往のある小児については、発熱が生じた場合の発作予防策と発作時の対策を設定・指導してください。
10 薬や食品などで、重いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがありますか。
確認のポイント
接種するワクチンの成分に対し重度の過敏症の既往のある人は、接種不適当者に該当します。
1回目の接種でアナフィラキシーを起こした人は、2回目以降に同じワクチンを接種することは
できません。また、2回目の接種でアナフィラキシーを起こした人は、3回目に同じワクチンを
接種することはできません。
食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む。)
、蕁麻
疹、アレルギー体質などだけでは、接種不適当者にはならず、接種するワクチンの成分に関係の
ないものに対するアレルギーを持つ方も接種は可能です。
ただし、即時型のアレルギー反応の既往歴がある人は、通常 15 分間の経過観察のところ、それ
より長く、接種後 30 分間の経過観察をします。
(解説)
ファイザー社のワクチン及びモデルナ社ワクチンに含まれるポリエチレングリコールや、アストラゼネカ社ワクチン
及び武田社ワクチン(ノババックス)に含まれ、ポリエチレングリコールとの交差反応性が懸念されているポリソルベ
ートを含む医薬品については、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページで検索することができます。また、ポ
リエチレングリコールは、大腸の検査をする時に用いる腸管洗浄剤、医薬品・医薬品添加物、ヘアケア製品、スキンケ
ア製品、洗剤など、さまざまな用途に使用されています。ポリソルベートは既存のワクチン(11「これまでに予防接種
を受けて具合が悪くなったことはありますか。」参照)などの医薬品の他、乳化剤として様々な食品に用いられていま
す。
ポリエチレングリコールに対して重度の過敏症の既往が明らかな方は、ファイザー社のワクチン及びモデルナ社ワク
チンの接種不適当者に該当します。ポリソルベートに対して重度の過敏症の既往が明らかな方は、アストラゼネカ社ワ
クチン及び武田社ワクチン(ノババックス)の接種不適当者に該当します。
また、ポリソルベートに対して重度の過敏症の既往がある方へのファイザー社のワクチン又はモデルナ社ワクチンの
接種や、ポリエチレングリコールに対して重度の過敏症の既往がある方へのアストラゼネカ社ワクチン又は武田社ワク
チン(ノババックス)の接種のように、交差反応性が懸念される添加剤を含むワクチンを接種する場合、専門医による
適切な評価とアナフィラキシーなどの重度の過敏症発症時の十分な対応ができる体制のもとで行うことが望ましいと
されています。12 歳以上の方が、1回目と2回目の接種で異なる新型コロナワクチンを希望する場合、1「新型コロナ
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