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資料119-2 特定胚(動物性集合胚)の譲受に関する届出について (10 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/12/mext_00053.html
出典情報 科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会 特定胚等研究専門委員会(第119回 10/6)《文部科学省》
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載すること。
・遺伝子組換え生物等を使用等する場
合は、倫理審査委員会において遺伝
子組換え実験に係る検討がなされて
いることを確認したことがわかるよ
うに記載すること。

・作成機関:研究者 正木英樹(東京医科歯科大学 プロジェクト
助教)
・作成機関:研究者 水野直彬(東京医科歯科大学 プロジェクト
研究員)
・譲受機関:研究責任者 金井克晃 (東京大学農学生命科学研究
科 教授)
・譲受機関:研究者 柳田絢加 (東京大学農学生命科学研究科 助
教)
審査に先立ち、委員長より「特定胚の取扱いに関する指針」と研
究計画審査のポイントについて説明があった。資料として「動物
性集合胚の取扱いに関するガイダンス」を用いた。審査は、「東
京大学研究倫理審査実施規則」及び「東京大学動物性集合胚作成
規則」に基づいて行った。
委員長は、2019 年にマウス・ラット・ブタ胚にヒト iPS 細胞を
移植する研究計画の審査を行い承認としていること、その研究計
画に従事した研究者一名が東京大学農学生命科学研究科に異動
したこと、この研究者が東京医科歯科大学で作成した特定胚を譲
受し研究計画を実施すること、本学規則「東京大学動物性集合胚
作成規則」に従って他機関の研究計画の審査を行うこと、を説明
した。
委員長は、これまでも使用実績があるヒト iPS 細胞の使用は認め
ること、一方で追加するヒト ES 細胞の使用は、特定胚作成での
使用が提供元において許可されていること及びそのことを確認
することを、条件に認めることを提案した。この提案に対して、
各委員から承認する旨の意思表示を確認された。よって、両研究
計画は承認(一部条件付き)が妥当であると判定した。

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