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別紙3○先進医療Aに係る新規技術の科学的評価等について (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00051.html |
出典情報 | 先進医療会議(第115回 10/6)《厚生労働省》 |
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様式第5号
先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:マイクロ流体技術を用いた精子選別
適応症:体外受精および顕微授精を受ける不妊症患者
内容:
(先進性)
これまで受精後の胚質や胚発生、及び生児獲得には主に卵子に起因するとされてきたが、
近年精子の関与も報告されており、その要因の一つとして精子 DNA の損傷が注目されて
いる。DNA 損傷の無い精子を選別し、その精子を使用することで胚質の改善に繋がる可
能性が指摘されている。日本生殖医学会が発行した生殖医療ガイドラインにおいても、高
度な精子選択技術における項目(CQ22)があり、解説内にて生殖補助医療の成功には運
動性が良好で、十分に成熟し、DNA の完全性が高く、構造的に健全である精子を選択す
ることが重要であると記載されている。
ZyMōt スパームセパレーターは、精子に損傷を与えるとされる化学物質や遠心分離を行
わずに運動性の高い機能的な精子の抽出が可能であり、顕微授精では胚発育や妊娠率・着
床率・生産率の向上や流産率の低下が報告されており、ZyMōt スパームセパレーターに
よる精子選別は有用であると考えられる。
(概要)
【選択基準】
・対象:本研究の対象者は、
1)1 回以上の顕微授精を実施しても移植可能胚が得られず、または胚移植しても妊娠に
至らなかった症例
2)本研究の概要や計画を説明し、同意を得らえた後、研究対象とする。
【除外基準】
・高度乏精子症の男性不妊患者
(原精液での総運動性精子数が 10 万未満
総運動性精子数=液量(ml)×精子濃度(1ml あたり)×精子運動率(%)で算出)
・TESE/TESA/PESA の対象となる男性不妊症患者
・凍結融解精子を使用する患者
・非同意および上記の対象条件を満たさない方
・女性年齢が 43 歳以上のカップル
・分析結果の評価:
ZyMōt スパームセパレーターを用いた精子調整で得られた精子と、従来法を用いた精子
調整で得られた精子用いて実施した顕微授精において、胚盤胞到達率、良好胚盤胞率を比
較し、胚移植後の妊娠率、着床率、流産率を比較する。
(効果)
体外受精および顕微授精の胚培養成績の向上、臨床的妊娠率・着床率の上昇、流産率の低
下
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先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:マイクロ流体技術を用いた精子選別
適応症:体外受精および顕微授精を受ける不妊症患者
内容:
(先進性)
これまで受精後の胚質や胚発生、及び生児獲得には主に卵子に起因するとされてきたが、
近年精子の関与も報告されており、その要因の一つとして精子 DNA の損傷が注目されて
いる。DNA 損傷の無い精子を選別し、その精子を使用することで胚質の改善に繋がる可
能性が指摘されている。日本生殖医学会が発行した生殖医療ガイドラインにおいても、高
度な精子選択技術における項目(CQ22)があり、解説内にて生殖補助医療の成功には運
動性が良好で、十分に成熟し、DNA の完全性が高く、構造的に健全である精子を選択す
ることが重要であると記載されている。
ZyMōt スパームセパレーターは、精子に損傷を与えるとされる化学物質や遠心分離を行
わずに運動性の高い機能的な精子の抽出が可能であり、顕微授精では胚発育や妊娠率・着
床率・生産率の向上や流産率の低下が報告されており、ZyMōt スパームセパレーターに
よる精子選別は有用であると考えられる。
(概要)
【選択基準】
・対象:本研究の対象者は、
1)1 回以上の顕微授精を実施しても移植可能胚が得られず、または胚移植しても妊娠に
至らなかった症例
2)本研究の概要や計画を説明し、同意を得らえた後、研究対象とする。
【除外基準】
・高度乏精子症の男性不妊患者
(原精液での総運動性精子数が 10 万未満
総運動性精子数=液量(ml)×精子濃度(1ml あたり)×精子運動率(%)で算出)
・TESE/TESA/PESA の対象となる男性不妊症患者
・凍結融解精子を使用する患者
・非同意および上記の対象条件を満たさない方
・女性年齢が 43 歳以上のカップル
・分析結果の評価:
ZyMōt スパームセパレーターを用いた精子調整で得られた精子と、従来法を用いた精子
調整で得られた精子用いて実施した顕微授精において、胚盤胞到達率、良好胚盤胞率を比
較し、胚移植後の妊娠率、着床率、流産率を比較する。
(効果)
体外受精および顕微授精の胚培養成績の向上、臨床的妊娠率・着床率の上昇、流産率の低
下
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