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資料3-10 押谷先生、鈴木先生、西浦先生、脇田座長提出資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第103回 10/20)《厚生労働省》
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状況の評価に関する参考資料(4)
感染の長期的影響に伴う直接的死因

再感染による長期的影響

イングランドおよびウェールズにおいて、
4800万人の電子診療情報を利用した循環器
系疾患の合併症に関するコホート研究。
2020/1/1から12/7までの診療録を対象と
しており、英国がワクチンの接種をはじめ
る前日までの観察情報に基づいている。
COVID-19の感染者における動脈系血栓
症の調整済みハザード比は未感染者に比し
て、感染1週後は21.7であり、27-49週後は
1.34まで低下した。静脈系血栓塞栓症は感
染1週後は33.2であり、27-49週後は1.80ま
で低下した。いずれの合併症も感染歴のあ
る者で高いだけでなく、長期に渡って持続
した。合併症は入院した者のほうが非入院
者より高く、黒人・アジア人が白人より高
く、過去の合併症既往歴有りの者のほうが
無しの者よりも高かった。

https://www.researchsquare.com/article/rs-1749502/v1
Rochelle Knight. Circulation. Association of COVID-19 With Major Arterial and
Venous Thrombotic Diseases: A Population-Wide Cohort Study of 48 Million Adults in
England and Wales, Volume: 146, Issue: 12, Pages: 892-906, DOI:
(10.1161/CIRCULATIONAHA.122.060785)

アメリカの退役軍人のコホートの解析をしたPreprintの研究結果。再感染後6ヶ
月フォローを行った結果、再感染事例では初感染に比べて、死亡や入院さらに15
さまざまな疾患のリスクが高まることが示されている