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○パブリックコメント、公聴会の報告について-2-1 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00138.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第515回  2/2)《厚生労働省》
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Ⅲ-4-3 認知症の者に対する適切な医療の評価(1件)
主な意見の内容
○ 歯科における評価について
・歯科の外来にも認知症の患者は来院し、予約忘れや予約時間違い、治療方針についての繰り
返しの説明が必要。歯科においても、認知症患者に対する評価をお願いしたい。

件数
1件

Ⅲ-4-4 地域移行・地域生活支援の充実を含む質の高い精神医療の評価(38 件)
主な意見の内容
○ 通院・在宅精神療法における児童思春期精神科専門管理加算算定の困難さと 20 歳未満加算
算定期間の延長について
・児童青年期の患者は診療時間がかかり多職種や地域での連携なども必要。また成長に伴い
様々な課題が出てくるために、長期間継続して診療が行われている現状もある。「通院在宅
精神療法の 20 歳未満加算」の算定期限の延長が必要であると考える。(同旨 11 件)
・近年児童思春期精神科の医療需要は急激に増加している一方でその専門性を確保できている
医療機関の少なさから数少ない地域基幹医療機関に患者が集中している。地域の基幹病院の
みではその対応は困難と言わざるを得ない一方で、地域の数少ない基幹病院以外の医療機関
では児童思春期精神科専門管理加算は算定できていない。(同旨1件)
・子どもたちを守る地域の医療機関のためにも、現在の通院・在宅精神療法の児童思春期精神
科専門管理加算について、要件及び評価の見直しと、20 歳未満加算の算定期限の延長の検討
を求める。(同旨2件)
・児童思春期医療について「効果がある医療を十分提供しても医療機関がつぶれない」ために
児童思春期専門管理加算要件についての検討を望む。(同旨2件)
・患者にとってファーストコンタクトであり、発達障害を抱えながらも社会生活を送る患者が
利用することの多い診療所の機能を改善することも精神科医療に必要なことである。
・常勤2人という基準は難しい診療所が多い。常勤1人+非常勤で1人換算を希望する。
・児童思春期精神科専門管理加算についての見直し、診療が2年以上長く継続する実態に鑑
み、20 歳未満加算および小児特定疾患カウンセリング料の算定年限の延長を喫緊の課題とし
て取り上げていただきたい。
・児童・思春期精神科専門管理加算では、「診療所では 50%以上が 16 歳未満でないといけな
い」という制約のために、年齢における患者人数の制限が必要である。発達障害支援では保
護者支援も重要な役割の1つであるが、この要件のために親子別の医療機関への受診が必要
となる等、医療機関にとっても利用する患者にとってもデメリットとなっている。
・通院・在宅精神療法が全体が 50%以上という規定は、地域における児童精神科医療を停滞さ
せる。通院在宅の比率より、16 歳未満の初診が半数以上ということが児童精神科の専門性を
証明するのではないか。
・公認心理士、精神保健福祉士等の多職種でのフォローと教育や福祉とのカンファレンスを評
価してほしい。
○ 精神科救急入院料算定病床を精神病床全体の2割以下とする制限について
・精神科救急入院料病棟 60 床では現状の体制は到底賄えきれない。万が一、現行どおりの改定
(病床制限 60 床)が行われた場合には他の入院料に転換しなければならないが、それには改修
工事が必要。24 時間 365 日対応できる精神科救急医療ができる人員を雇用できなくなる。病
院の存続も危機的状況となり、地域精神科救急医療の存続も危うくなると言っても過言では
ない。
・精神科の病床数削減を躊躇させ、精神科医療の慢性化を助長させるものであることが懸念さ
れる。一律の病床数制限でなく患者個別の暴力行為や自傷行為の有無など精神科救急病棟で
の治療の必要性に照準を置いた基準を策定していただきたい。

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件数
26 件

2件