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資料7 防衛と我が国経済(浜田臨時議員議員提出資料) (10 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/1102/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和4年第13回 11/2)《内閣府》
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最適化への取組
○ 厳しい安全保障環境に対して、我が国を守り抜くためには、防衛力の抜本的強化が必要であるが、それと
ともに①組織定員の最適配分や事業見直し、②原価の精査等の最適化に向けた取組が必要
① 組織定員は、既存部隊の廃止や部外委託等を進めることにより、全自衛隊で定員配置を見直し、宇宙、
サイバー、電磁波といった新たな領域に人員を重点配分
② 事業見直し等として、装備品の運用停止やモジュール化・共通化、一括調達、長期契約の活用等により
コストを縮減(現中期防期間中に累計17,031億円)
(単位:億円)

コストの縮減額(現中期防期間中の累計)
事業に係る見直し
仕様の共通化・最適化
一括調達・共同調達による効率化
長期契約を活用した装備品等及び役務の調達
(+4,313)
原価の精査等

8,472

2,173
338
1,129
令和元年度

163
356

1,177
487
2,305
令和2年度

17,031

(+4,168)

12,640

8,280
20mm対空機関砲の運用停止

6,163

4,095

4,159

(+4,390)

409

1,465
868

3,632
令和3年度

2,438
997

救難ヘリ(UHー60J)の一括調達

532

513
4,784
令和4年度

12式地対艦誘導弾(能力向上型)
早期警戒機(Eー2D)の長期契約
のファミリー化

(1)事業に係る見直し(8,280億円)
:重要度の低下した装備品の運用停止や、費用対効果の低いプロジェクトの見直し・中止、維持・整備方法の見直しによる、コストの効率化
(2)仕様の共通化・最適化(2,438億円)
:モジュール化・共通化や民生品の使用・仕様の見直しによる、開発、取得にかかる期間の早期化、ライフサイクルコストの削減
(3)一括調達・共同調達による効率化(997億円):装備品のまとめ買い等による、価格低減、取得コストの削減
(4)長期契約を活用した装備品等及び役務の調達(532億円):5箇年度を超える長期契約の活用による、調達コストの縮減、安定的な調達
(5)原価の精査等(4,784億円):装備品等に係る、価格や関連経費の精査等の取組を通じた価格の低減

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