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資料7 防衛と我が国経済(浜田臨時議員議員提出資料) (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/1102/agenda.html |
出典情報 | 経済財政諮問会議(令和4年第13回 11/2)《内閣府》 |
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ロシアによるウクライナ侵略の教訓
○ 十分な防衛力を持たなかったウクライナは、高い軍事力を持つロシアを抑止できず、甚大な被害が発生
○ 力による一方的な現状変更を抑止するためには、相手の「能力」に着目した防衛力(備え)が必要
ウクライナ全土に大規模ミサイル攻撃
ウクライナ侵略の発生
① ウクライナは、ロシアに侵略を思い止まらせるような十分な防衛力を
有しなかった
② ウクライナは、同盟国を有さず、核の傘にも守られていなかった
③ 脅威は「意志」×「能力」で顕在化するところ、高い軍事力を持ち、
権威主義的傾向を強めるロシアは、ある時、侵略という意志を持った
ロシアは3,800発以上の
弾道・巡航ミサイルを使用
結 ロシアに対する抑止が破れてしまった結果、既に万単位の死傷者、
果 百万単位の避難民といった甚大な被害が発生
教訓
露軍のミサイル攻撃により破壊されたミコライウ州庁舎
(4月2日ウクライナ緊急事態庁公表画像)
⚫ 「意志」は変わり得る。「能力」があれば、いつでも「意志」を持ち得る
⚫ 「力による一方的な現状変更は困難」と思わせる抑止力が必要
⚫ そのためには、相手の「能力」に着目した防衛力(備え)が必要
ウクライナ軍
※装備は旧ソ連製が主体
総兵力:19.7万人(現役)+90万人(予備役)
27個旅団+予備役による地域防衛
旅団25個
哨戒艇(12隻)掃海艇等(1隻)、
揚陸艦(1隻)
戦闘機・攻撃機(125機)
ロシア軍
本格侵攻と核による威嚇
※21年末の近代化・新型装備
比率71%と発表
総兵力:90万人(現役)+200万人(予備役)
9個師団、54個旅団
露軍の攻撃を受けるマリウポリ
(3月14日ウクライナ国防省公表)
◎「露による核兵器使用は
我が国の存亡に関わる脅威
にさらされれば、あり得る」
(3月22日ペスコフ露大統
領報道官)
◎「ロシアの領土一体性が
危険にさらされた場合には、
ロシア及びロシア国民を守る
ため、我々は、当然、我々
が保有するあらゆる手段を
利用する」(9月21日プー
チン露大統領)
ウクライナ側の推定被害状況(10月10日時点)
主要水上艦(31隻)、哨戒艇(7隻)
死亡者
市民6,221人以上+軍約9,000人
掃海艇等(125隻)、揚陸艦(20隻)
負傷者
市民9,371人以上
難民
(欧州圏)
7,678,757人
爆撃機(137機)
国内避難民
6,243,000人
戦闘機・攻撃機(1033機)
資料源:国連人権高等弁務官及びウクライナ軍公表資料等
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○ 十分な防衛力を持たなかったウクライナは、高い軍事力を持つロシアを抑止できず、甚大な被害が発生
○ 力による一方的な現状変更を抑止するためには、相手の「能力」に着目した防衛力(備え)が必要
ウクライナ全土に大規模ミサイル攻撃
ウクライナ侵略の発生
① ウクライナは、ロシアに侵略を思い止まらせるような十分な防衛力を
有しなかった
② ウクライナは、同盟国を有さず、核の傘にも守られていなかった
③ 脅威は「意志」×「能力」で顕在化するところ、高い軍事力を持ち、
権威主義的傾向を強めるロシアは、ある時、侵略という意志を持った
ロシアは3,800発以上の
弾道・巡航ミサイルを使用
結 ロシアに対する抑止が破れてしまった結果、既に万単位の死傷者、
果 百万単位の避難民といった甚大な被害が発生
教訓
露軍のミサイル攻撃により破壊されたミコライウ州庁舎
(4月2日ウクライナ緊急事態庁公表画像)
⚫ 「意志」は変わり得る。「能力」があれば、いつでも「意志」を持ち得る
⚫ 「力による一方的な現状変更は困難」と思わせる抑止力が必要
⚫ そのためには、相手の「能力」に着目した防衛力(備え)が必要
ウクライナ軍
※装備は旧ソ連製が主体
総兵力:19.7万人(現役)+90万人(予備役)
27個旅団+予備役による地域防衛
旅団25個
哨戒艇(12隻)掃海艇等(1隻)、
揚陸艦(1隻)
戦闘機・攻撃機(125機)
ロシア軍
本格侵攻と核による威嚇
※21年末の近代化・新型装備
比率71%と発表
総兵力:90万人(現役)+200万人(予備役)
9個師団、54個旅団
露軍の攻撃を受けるマリウポリ
(3月14日ウクライナ国防省公表)
◎「露による核兵器使用は
我が国の存亡に関わる脅威
にさらされれば、あり得る」
(3月22日ペスコフ露大統
領報道官)
◎「ロシアの領土一体性が
危険にさらされた場合には、
ロシア及びロシア国民を守る
ため、我々は、当然、我々
が保有するあらゆる手段を
利用する」(9月21日プー
チン露大統領)
ウクライナ側の推定被害状況(10月10日時点)
主要水上艦(31隻)、哨戒艇(7隻)
死亡者
市民6,221人以上+軍約9,000人
掃海艇等(125隻)、揚陸艦(20隻)
負傷者
市民9,371人以上
難民
(欧州圏)
7,678,757人
爆撃機(137機)
国内避難民
6,243,000人
戦闘機・攻撃機(1033機)
資料源:国連人権高等弁務官及びウクライナ軍公表資料等
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