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1. はじめに

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⽇本医師会は、かかりつけ医機能研修制度を実施するなど、これまで⼀
貫して「かかりつけ医の普及」に取り組んできた。

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2013 年 8 ⽉には、かかりつけ医を「なんでも相談できる上、最新の医

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療情報を熟知して、必要な時には専⾨医、専⾨医療機関を紹介でき、⾝近

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で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能⼒を有する医師」と

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定義するなど、⽇本医師会は四病院団体協議会と合同提⾔を⾏った（詳細

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は後述）。

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さらに、2016 年より「⽇医かかりつけ医機能研修制度」を実施し、2022
年 10 ⽉現在、延べ約 56,000 名の医師が研修に参加している。

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⼤切なことは、国⺠・患者に良質で安⼼できる医療を提供していくこと
である。
医師と国⺠・患者の間で平時から⾝近で頼りになる関係を作ることが重
要である。

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医師（医師会・医療界）⾃⾝が変わっていかなければならないことがあ

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るのであれば積極的に受け⽌め、国⺠・患者が相談しやすい環境整備に向

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けて真摯に取り組み、改⾰を進めていく。

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